半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『永遠のこどもたち』を観ました。

2010-01-03 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 海辺にある孤児院で育ったラウラ。30年後、閉鎖された孤児院を買い取り、障害を持つ子供達のためのホームとして再建するために、夫カルロスと、幼い息子シモンと移り住む。
だが、古い屋敷の中で遊ぶ相手のいないシモンは、空想上の友達をつくり、日に日に子供じみた空想をひろげ、まるで本当に友達がそこにいるかのように話す様子にラウラは不安を覚えていく・・・
公式サイトより)

キマシタ 今年最初の「めっけもん」作品でしたよ
ラウラ一家が孤児院に移り住み、開業までこぎつけますが、一人ぼっちのシモンはなんか可哀想・・・
そんなシモンが、どんどん空想世界にのめりこんでて
・・・といっても、なんか不気味な孤児院だし、どうみてもシモンが「空想」で行動してないのは、分かりきってますが・・・
その一つ一つのシーンの魅せ方がとても上手で、残酷シーンとか、ドキッとする「驚かし」が無いのに、怖いです
シモンが失踪してからというもの、その怖さがジワジワ上がってきて、建物(孤児院)も更に不気味になってきます。
そんな中で、シモンを想うラウラの行動は、強く、迫力がありました
しかしラストは・・・
めちゃ哀しいのに、(よくよく考えると)めちゃ怖いのに、嫌な気持ちが残らないこの雰囲気な何なんでしょうか
何の根拠もなく、「これがオカルトって言うんだよなぁ」などと一人で感激してました
数々の賞を獲ったというネタは後から知ったんですが、そりゃ納得の一本ですな
ちゅうことで、「だるまさんがころんだ」は日本の遊びじゃ無かったのね・・・で90点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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