半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マーサ、あるいはマーシー・メイ』を観ました。

2014-04-20 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 20歳の夏、マーサは山の上の農場から脱走した。2年前、孤独だった彼女はカルト集団に家族の愛情を求め、マーシー・メイという新しい名で過ごす共同生活に初めて安らぎを感じていた。しかし今は何かに脅えている。姉夫婦の湖畔の別荘に身を寄せ、安全な場所で暮らしていても、心にはカルト集団での記憶がよみがえる。自給自足の日々、リーダーから捧げられた歌、そして“浄め”の儀式――マーシー・メイの妄想がやがてマーサの現実の世界を少しずつ侵してゆく……。
公式サイトより)

 この作品の監督の友人の経験を基にして作られて作品だそうです
マーサのカルト集団脱走シーンから始まったので、「どんなひどい目にあったんだろうか」と思ったのですが、その後にあるカルト集団の生活シーンを見る感じ、かなり特異ではあるものの、決定的な「何か」があったようなシーンが無かったと思うのですが、俺が見逃しているのかな 
ここに入るまでにマーサも色々とあったようで、彼女としても、心の拠り所にしていましたし、実際、途中、笑顔で生活しているシーンもあって、幸せそうでしたし
とにかく逃げてきたということで、妹夫婦にお世話になるのですが・・・
マーサの中にある、「マーシー・メイ」という存在は、思った以上に体を支配していたようです。
彼女の考え方、行動は、親切に接している妹夫婦はもちろんの事、見ている俺さえも困惑しちゃいます
時折見せる、屈託のない笑顔や、美しい体があるだけに、余計に混乱しますね。
(「ブラック・スワン」の製作者が作った作品だそうで、あの作品も一人の女性の表と裏の葛藤がすごかった)
何となく、マーサに手を出そうとしてた妹の旦那も、ついにキレちゃいましたよね。分かります
そんなマーサも、この作品の中で自己完結することが出来ず、病院に連れていかれちゃいますが、その背後には・・・
逃げ切れないのかなぁ彼女・・・妹の思いが伝わって、マーシー・メイが消えてくれるといいですが
ちゅうことで、エリザベス・オルセンは、今後注目する女優さんになりそう・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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