半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『こんにちは、母さん』を観ました。

2024-09-13 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れる。
「こんにちは、母さん」
しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい...。
割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。
おまけに恋愛までしているようだ!
久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく
(公式サイトより)

 山田洋次監督の「母」3部作の3作品目だそうです。なんだかんだチェックしている俺です
主人公・昭夫の状況、なかなか厳しい状況ですね。
娘との関係がイマイチってのは、俺も同じなんだけど、奥さんともうまくいってないし、会社でもねぇ・・・
特に会社に関しては、友人であるはずの同僚、木部がひっかき回してくれてます
気持ちは分からんでもないけど、通常の企業・社会人なら、昭夫に当たったところで、お門違いなのは分かるはずなのに・・・
こんな困難な状況だけど、深刻な表情に見えないのは、やはり大泉さんだから
いや、一人で籠るのではなく、母親・福江のところに「寄る」ことが出来ているのが大きいように思えました
娘・舞も同様みたい・・・祖母であり、女性でありという点もあって、良き理解者であり、とっても居心地が良いみたいです
父子の話、友人の話、色々あるけど、やはりこのシリーズの中心は、母・福江であることを忘れてはいけません
今回、息子、孫、そして近所の(騒がしい)友人たちとの交流がありますが、本人、「自身の恋」でそれどころではありません
奥手のようで、したたかさがある・・・そんな恋に対する、息子・孫の反応が楽しかったですね。
でも・・・残念ながら成就せず・・・
萩生のあの行動は、どうなんでしょうね
お互いに、自身の生活がある身だから、自分の行くとこにお誘いしなかったのかなぁ・・・
息子、孫、近所の人に、背中を押されて、彼についていく・・・というエンディングも良かったんじゃないかなぁ
ちゅうことで、監督が作る次のシリーズが気になる・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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