2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが発生した。未曾有の大惨事の余波が広がる同月22日、政府は、被害者と遺族を救済するための補償基金プログラムを立ち上げる。プログラムを束ねる特別管理人の重職に就いたのは、ワシントンD.C.の弁護士ケン・ファインバーグ(マイケル・キートン)。調停のプロを自認するファインバーグは、独自の計算式に則って補償金額を算出する方針を打ち出すが、彼が率いるチームはさまざまな事情を抱える被害者遺族の喪失感や悲しみに接するうちに、いくつもの矛盾にぶち当たる。被害者遺族の対象者のうち80%の賛同を得ることを目標とするチームの作業は停滞する一方、プログラム反対派の活動は勢いづいていく。プログラム申請の最終期限、2003年12月22日が刻一刻と迫るなか、苦境に立たされたファインバーグが下した大きな決断とは……。
(公式サイトより)
「実話」です。そう聞くと、ちょっと気合入れて再生ボタン押している俺がいます
最初の講義シーンで、今回の主人公であるケンの考え方がよーく分かりますね。タイトルにある「命の値段」はどう算出するのか・・・ってね
まもなく訪れた9.11のシーン、列車の中、周囲の客のスマホが一斉になりだして、騒ぎまくっているのに、ヘッドホンで音楽を聴いてて気が付かないケン、彼が気付くまでという短い描写なんだけど、静かな怖さがありましたね。
ここで、政府からの白羽の矢が立ったのがケン
救済基金を立ち上げるための特別管理人って、最初こそ良く分かりませんでしたが、コレ、物凄く大変な仕事ですよね。
過去例のない大規模テロによる、大勢の犠牲者。日数もたってなくて、まだまだ傷が癒えない遺族たち・・・
また、現場の救助活動によって、怪我をしたり、病にあってしまい、こちらも傷が癒えていない人たち・・・
彼らに対して、補償金額を計算し、提示するって・・・
同じ犠牲者のはずなのに、家族構成とか、その人の立場とかで、「命の値段」が算出される・・・
ケンやエイミーが必死に説明したところで、遺族の人達が納得できるワケないですよね
政府はケン任せにしちゃうし、企業側は、自分達に有利なプログラムに仕向けようとするし、たまったモンじゃないですよ
痛烈な批判をしていたチャールズに思わず弱音を吐いたケンですが、ここで「ハラをくくった」ような変化が出ましたね
一人一人、相手の話をしっかりと聞くようになったし、諦めず根気よく会話しているし・・・こんな大量の事案に対して、そんな行動とるって、どんだけ大変な事か、ド素人の俺でも分かりますよ
結果的に、企業側の言いなりにはならず、被害者達の賛同を得ることに成功したケン・・周囲のスタッフたちもそうだったけど、俺もガッツポーズしちゃいました
終幕前に、「実話」ということで、ケンとエイミーのその後の活動を紹介するところがありましたが、これ見て唖然としましたね。
2007年 バージニア工科大学銃乱射事件
2010年 BP社 メキシコ湾原油流出事故
2013年 ボストン・マラソン爆弾テロ事件
2016年 オーランド ナイトクラブ銃乱射事件
どれも、強烈な大事件ばっかりじゃないですか
それだけ、彼が頼りにされているんだろうけど、心労を想像すると、本当にすごいなぁ・・・と
ちゅうことで、この実話も知れて本当に良かった・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
(公式サイトより)
「実話」です。そう聞くと、ちょっと気合入れて再生ボタン押している俺がいます
最初の講義シーンで、今回の主人公であるケンの考え方がよーく分かりますね。タイトルにある「命の値段」はどう算出するのか・・・ってね
まもなく訪れた9.11のシーン、列車の中、周囲の客のスマホが一斉になりだして、騒ぎまくっているのに、ヘッドホンで音楽を聴いてて気が付かないケン、彼が気付くまでという短い描写なんだけど、静かな怖さがありましたね。
ここで、政府からの白羽の矢が立ったのがケン
救済基金を立ち上げるための特別管理人って、最初こそ良く分かりませんでしたが、コレ、物凄く大変な仕事ですよね。
過去例のない大規模テロによる、大勢の犠牲者。日数もたってなくて、まだまだ傷が癒えない遺族たち・・・
また、現場の救助活動によって、怪我をしたり、病にあってしまい、こちらも傷が癒えていない人たち・・・
彼らに対して、補償金額を計算し、提示するって・・・
同じ犠牲者のはずなのに、家族構成とか、その人の立場とかで、「命の値段」が算出される・・・
ケンやエイミーが必死に説明したところで、遺族の人達が納得できるワケないですよね
政府はケン任せにしちゃうし、企業側は、自分達に有利なプログラムに仕向けようとするし、たまったモンじゃないですよ
痛烈な批判をしていたチャールズに思わず弱音を吐いたケンですが、ここで「ハラをくくった」ような変化が出ましたね
一人一人、相手の話をしっかりと聞くようになったし、諦めず根気よく会話しているし・・・こんな大量の事案に対して、そんな行動とるって、どんだけ大変な事か、ド素人の俺でも分かりますよ
結果的に、企業側の言いなりにはならず、被害者達の賛同を得ることに成功したケン・・周囲のスタッフたちもそうだったけど、俺もガッツポーズしちゃいました
終幕前に、「実話」ということで、ケンとエイミーのその後の活動を紹介するところがありましたが、これ見て唖然としましたね。
2007年 バージニア工科大学銃乱射事件
2010年 BP社 メキシコ湾原油流出事故
2013年 ボストン・マラソン爆弾テロ事件
2016年 オーランド ナイトクラブ銃乱射事件
どれも、強烈な大事件ばっかりじゃないですか
それだけ、彼が頼りにされているんだろうけど、心労を想像すると、本当にすごいなぁ・・・と
ちゅうことで、この実話も知れて本当に良かった・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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