半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『異端の鳥』を観ました。

2021-09-23 08:38:06 | 日々をたらたら(日記)
 東欧のどこか。ホロコーストを逃れて疎開した少年は、預かり先である一人暮らしの老婆が病死した上に火事で家が消失したことで、身寄りをなくし一人で旅に出ることになってしまう。行く先々で彼を異物とみなす周囲の人間たちの酷い仕打ちに遭いながらも、彼はなんとか生き延びようと必死でもがき続ける―。
(公式サイトより)

 予備知識なしで見始めました。
少年・・・名前が結局、最後まで分かりませんでしたが、彼は老婆と一緒に住んでいたけど・・・あの事故(家事)は、故意ではないですよね。
ただ、この事故で一人ぼっちになった少年、もう次のシーンから、辛い、辛い旅が始まってしまいました。
少年を見かける人たち、モノクロってのもあるんだけど、とっても目が怖いです。
そんな大人たちが、よってたかって、少年を・・・ 
少年に同情をして、優しく接してくれる人がいました。牧師さんであり、兵士の一人であり・・・
ただ、約3時間の作品、その中での数年に渡る旅の中で、そういった人は、たったの数人・・・
その他の人たちは、ある時は集団でリンチ状態、ある時は、(外面だけ良くして置いて)(養っているフリして)家の中では陰湿なイジメをしている。
「差別」という言葉では足りないくらいの酷い行動を少年にしています。
彼らにとっても、貧困にあえいでいたり、戦争の真っ只中だったり、厳しい状況に置かれているは分かります
そんな彼らは、少年をあんな風に扱うことで「はけ口」にしているのか 
いや、人によっては、人間という扱いをしていない
少年と彼ら・・・という関係以外も、やはり彼ら同士の差別シーンも多々あって、「映画」として捉えてても、見続けていいものか、とっても困りました
まあ、少年も、生きるために起こす行動が、若干逸脱しちゃってるところもありますが・・・
ちゅうことで、カラスの頭の良さは、残酷だなぁ・・・で、60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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