半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『愛する人』を観ました。

2012-01-21 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 14歳の時、カレン(アネット・ベニング)は好きな人の子供を身ごもってしまうが、母の反対にあい、子供を養子に出す。それから37年、母親を介護しながらともに暮らすが、素直になることができない。ただ、名前も顔も知らぬわが娘を密かに想い、届くことのない娘への手紙を書き続ける日々。
 母親の愛情も知らずに育ったエリザベス(ナオミ・ワッツ)は、弁護士として成功しながらも、家族も恋人も作らず、一人きりで生きていた。しかし予想外の出来事が起こる。同じ会社のボス(サミュエル・L・ジャクソン)の子供を妊娠してしまうのだ。その出来事が彼女の人生を変えてしまう。今までのキャリアを捨て、産むことを決意するのだ。そして彼女はずっと閉ざしていた母の存在を意識し始める。
公式サイトより)
 カレンが子供を養子に出すという説明が、最初のものの数分でされています。結構唐突ですが・・・
そんなカレンは、そういった生い立ちからか、なんかひと癖があります。母親にも、家政婦さんにも、そして家政婦さんの子供にも、なんだか冷たい・・・
ただ、母親を亡くし、家政婦さんから母親の話を聞いてから、一通り泣き、素直な女性になってしまいます。
いや、もともと彼女は素直な性格だったんでしょう・・・
養子に出してしまった娘に対して、罪を感じながらも、会って話をしたい・・・という熱い思いが伝わります
(気難しいカレンから、素になるカレンへ・・・アネット・ベニングの演技がとっても良いです
 一方、娘のエリザベスは・・・そりゃあ、母親の愛なんて知らないし、名前も自分でつけたくなりますよね
すっかり一人で生きていく術を心得ていますが、こちらもひと癖あり・・・。
自分に自由に生きるのはいいけど、隣人のカップルの仲をブチ怖そうとするのは、いかがなもんかしら
ただ、彼女も、自分が妊娠しちゃうところから、考え方がガラッと変わってきます。
全てを思いやり、その意志の先は、自分を捨てた母親カレンのもとに・・・
そんな展開ですが、アメリカの養子縁組のシステムの難しさが、なかなか再会を許しません。
そして、再会・・・うーん、うーん、哀しいです。。。
ただ、エリザベスの想いが、子供となって、カレンの元に現れた・・・と思いたいです。
ラストのカレンの満面の笑みが、救いでした
見て良かった作品です
ちゅうことで、隣人カップルはどーなったのかしら・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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