半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『フォルトゥナの瞳』を観ました。

2020-01-18 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 幼少期に飛行機事故で家族を失った【木山慎一郎】(神木隆之介)は、友人も恋人も作らず仕事のみに生きてきた。しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」―フォルトゥナの瞳―を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。自分の力に苦悩する日々の中、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】(有村架純)に出会う。明るく、自分に夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、孤独だった慎一郎の人生に初めて彩りが生まれる。互いに惹かれ合った2人は幸せな日々を過ごしていくが、それもつかの間、突然街ゆく人々が次々と透け始めてしまう。そして、ついには葵までもが― 
「人は朝起きてから夜寝るまで9000回何かを選択している―」(劇中より)
愛する人の“死の運命”が見えた時、慎一郎は何を選択するのか。心震えるラストが待ち受ける―
(公式サイトより)
 劇場公開時のCMで、この作品の「ルール」たるものは理解していました。
死が迫っている人は、透けていく・・・その状態が見える人が、慎一郎。交通事故という(悲惨だけど)分かりやすい実例も出て、すんなり入りました。
壊れた携帯を修理すべく訪れた携帯ショップの店員さん・葵にも同じ症状が出ていたので、慌てて本人にそれを伝えちゃいました。
今回の「ルール」は、ただただ「運命を待つ」のではなく、「運命を選択できる」ものなのですね。見事に救われた葵は、慎一郎を信じてしまいました。
携帯ショップの個人情報を使ってまでも、慎一郎の職場を訪れちゃう葵・・・
「個人情報保護法違反が、はなはだしい」ですが・・・・正直、彼女に調べられるのは本望です・・・それ位、可愛い過ぎます
「運命を選択できる」ということは、「死」を回避することも出来るし、また迎えることも出来ちゃう・・・これが辛いですね。
他人の「選択」を変える度に、自らの体にも痛みが伴う・・・あのお医者さんの生き方をするのが、一番妥当なのかも知れませんね
(でも、彼(医者)も相当、過去には慎一郎と同じことをしたのかも・・・)
最後の「事件」に至るまで、慎一郎が観てしまった人々・・・葵がいるからという理由以外にも、全うするしかない絶対的な状況に追い込まれてしまいました
そりゃあ哀しい「選択」ですけど・・・少なくとも、葵にとっては、慎一郎は「選択」とは関係なく、「運命」であり続けた・・・再会できたと思うしかありません。
ちゅうことで、救われた人々に、今後、良き「選択」が続きますように・・・・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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