半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『正欲』を観ました。

2024-10-12 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 横浜に暮らす検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月(新垣結衣)は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道(磯村勇斗)が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子はそんな大也を気にしていた。
同じ地平で描き出される、家庭環境、性的指向、容姿 様々に異なる背景を持つこの5人。だが、少しずつ、彼らの関係は交差していく。
(公式サイトより)
 朝井リョウさんの長編小説の映画化だそうです。すみません。全く知りません。
「正欲」という言葉って実際には無いんですよね 
ただ、この作品を観ると、これは、単純に「正しい欲」という意味なんだろうなぁ・・・と思いました
親に(一般的な)真っ当な事を言われても、自分がやりたい事をしたいし、それで自分を表現するという選択をとっている子供
子供はこうあるべき、妻はこうあるべき、そして女性はこうあるべき・・・そうなってもらう事で満足を得ようとする親
自分の「欲」に対して、周囲に関係なく進めたい・・・進めないことへのフラストレーション・・・怒り・・・
この作品に出てくる人、それぞれが、この「正欲」に対するリアクションに見えました。
正直、観ていると、「なんでそんな行動とるの」「なんでそんな事言うの」というシーンが多くて、どの人にも移入できない自分がいました。
しかし、そこまで行動・発言しないまでも、「そう思うよなぁ」などという気持ちにもなる・・・
表現が難しい作品でした。
ちゅうことで、気難しいガッキー顔が見れるのも貴重な作品かも・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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