半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』を観ました。

2011-04-02 18:49:16 | あにめ&ひーろーの部屋
 仮面ライダー40周年記念作品だそうです (公式サイト
・・・って、3年前にやった「オールライダーvs大ショッカー」は、平成ライダー10周年記念作品だったんですね・・・記念作品乱発はいかがなものかと・・・

 前半は、結構盛り上がります
何度もピンチに陥るんだけど、「負けない」「諦めない」という言葉で頑張る・・・そして、そんな自分達に対して、必ずヒーローが救ってくれる・・・。
ホントに何度も何度もの繰り返しなんだけど、全く嫌味にもならないですし、どことなく今の日本に対しての応援にも見えて、震えてきますね
話も、時空を旅する「電ライナー」を使って、過去と現代をつなぎ、ショッカーをうまい具合に現代に出してきている
(アンクがセルメダルを落としたのが、全ての元凶だったってのも、なんともマヌケですが・・・
話のコアにあたるんですが、俺が熱狂した1号、2号に、ある「コト」があり、悪のトップとして君臨しているんだけど、やっぱり正義っていう(当たり前ですが)展開になってるのも嬉しいし、オーズや電王そっちのけで、1号・2号の活躍シーンが多かったのは涙モノです
剣も銃も無い・・・あくまでパンチとキックで敵を叩きのめす1号・2号はやはり格好良いですし、この姿に子供の頃、熱狂したワケです
終盤になって、いよいよ残りのライダーが現れるんですが・・・
先に良かった所を言っちゃうと、やっぱり翔太郎とフィリップが相変わらずの雰囲気と音楽で出てきたところかな
最近のライダーとしては、Wが大好きだったんで、主役である彼らが出てきたのは、(もう出てくることはないだろうと思ってただけに)嬉しかった
卒業して、過去のものにしてしまう役者さんが多い中、こうやって出演してくれる方々に感謝です
(年老いた姿を見せないというのも、一つの考え方でもありますが・・・)
藤岡弘、佐々木剛、宮内洋などの方々が、それぞれ自分が演じた1号・2号・V3の声をあてていて、その点も感動です
・・・・良かった点を先に述べるということは、「後味は悪かった」というコトです。
上記の通り、幾つか、自分の「ストライク」があったのは認めますが、終盤~ラストは「醜い」展開でした
前半しっかりしていた物語に、全く絡んでいなかった他のライダーがどう出てくるかに興味を持ってましたが、何も考えられていない・・・ただのゲリラ出演でした
良く見た「仮面ライダーショー」のように、ステージの後ろから、横から、ただ飛んできては、ザコ敵をやっつけて、名前紹介・・・
俺が好きな1号・2号は脚光を浴びてたんで良かったものの、その他のライダーが好きで思い入れがある人にとっては、あんな軽い演出と自己紹介で、満足できるものじゃないですよね・・・
(・・・まあ、全員を巧みに絡ませる脚本を書くのは、至難の業なのはとっても理解できますが
挙句の果てに、「東映60周年」も含ませて、ライダーとは全く接点の無い、東映のヒーロー達もゲリラ出演してきたもんだ
俺の年代であれば、「人造人間キカイダー」「キカイダー01」「イナズマン」「怪傑ズバット」は、そりゃ懐かしいですよ
(俺はキカイダーが大好きでした。ズバットは見てませんでした)
ただ、脈略も何も無いし、音楽とか当時のを使うなら盛り上がりますが、何も無いし、ライダーと絡む訳でもないし、一瞬で去って行ったし・・・
これからリイメクしてオンエアするとか、未来に目を向けた演出でもなさげですし・・・
俺より若い年代のパパママが多かったのもあって、その人達も、その子供達も、知らないヒーローですから、劇場はシーンとしてましたよ
(ウチの子も、「しらねー」の一言)
前半のような話を凝るなら、最後までしっかりやって欲しかったし、後半のような出演祭りをするなら、それで徹底すれば良かったのでは
ちゅうことで、エンディングの歌は、史上最悪かもで50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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