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康楽館を後にして向かったのは、憧れの秘湯「温川山荘」です。
去年も憧れの青荷温泉へこの時期泊まりましたが、11月って時期的にも晩秋でなーんもない時期だからこそ、山奥の温泉でしっぽりというのがすごく贅沢に感じる。
青荷よりさらに奥、平川市と十和田湖のちょうど境目にある温泉旅館。
山奥の一件宿って言う感じですね。
旅館の近くには浅瀬石川が流れていて、夏場は緑がとても美しいとこです。
駐車場に車を止めてから、↑のつり橋を渡って宿へ向かいます。
情緒があってとてもよい。
しかし到着した頃は真っ暗でしたので、何も見えず怖かった。
宿の灯篭の明かりが見えたときは、ほーーーとした。
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ここの宿は「日本秘湯を守る会」に加盟しています。
加盟している宿には、↑のような提灯がシンボルで付いてるのです。
玄関にはねぶた絵の明かりがほんのりしてて、いい雰囲気です。
着いたらここの女将さんにお部屋に案内してもらいました。
お部屋は8畳の和室で「うど」の部屋でした。
部屋はどれも山菜の名前みたいです。
ほかに「ぼんな」とか「ふき」とかありましたね。
和室ではお茶を入れて丁寧に挨拶をしてくれました。
なんとこの日の宿泊は4人しかいないとのこと。。。
なんで露天風呂などは時間(女性専用時間もあるの)を気にせず入浴して大丈夫ですよ~なんてお話があった。
去年連休中に青荷へ泊まったときはすごい人だったけど、こっちは比較的空いててかなりうれしい。
やはりこの時期は穴場。
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早速お風呂へ行くことに。。。
とにかく寒いので
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先にここの名物露天へ行くことに。
その後、内湯は各自それぞれ入ることに決めました。
先に内湯に入ると彼のほうがぜーったい私よりも時間がかかるから、一緒に露天へ入れないのだよね。。。
露天は川原にあって、旅館の玄関から木の階段で下りて行った場所にあります。
脱衣所は男女別です。
しかし中は混浴になっております。
もちろんこの時間に行ったら他に人もなく、安心して入浴できました。
暗いのでランプの明かりがいい感じ
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露天はけっこう広くて、源泉がかけ流しです。
源泉は熱いらしく、季節によって加水して温度を調節してるとか。
無色透明でほのかに硫黄の香りがする・・・やさしいお湯。
超・超・私好みの湯でした。
夏場はどうか知らんけど、冬場は葉っぱも落ちて道路から丸見えになるため、ござで周りが覆われてました。
雪はちょっと溶けてしまったので、あまりなく雪見風呂って感じじゃなかったかも。
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次は内湯にそれぞれ入りました
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こっちは青森ヒバの木でできた浴場。
お湯もたっぷり~かけ流しですごく気持ちがよい。
誰もいないので、気兼ねせずに贅沢に湯船のお湯を汲んで体を洗ったりしました!
あー、いいね、貸切じゃ。
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その後はご飯タイムです。
とにかく量が多かった。期待以上でびっくり
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このあたりで取れる豊富な山菜を使った料理が中心です。
ミズやたけのこやフキの他に、旅館の生簀で飼っている平川市の特産品のイワナのみそ焼き、十和田湖名物のヒメマスのお刺身にてんぷらがまた超うまかったんだよー。
ご飯もふっくらしてうまい。
女将さんは「むつほまれ」と言ってたが、おそらく「つがるロマン」(むつほまれとつがるおとめのミックス)だろうと思う。
それに抹茶味のゴマ豆腐の山いもかけとか、牛肉(十和田牛かな?)のしゃぶしゃぶ?鉄板料理まであったりして。
ここまで食べると食後のほうじ茶がよりいっそううまい~
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お腹いっぱいになって部屋に戻り、しばらくお布団の上でごろごろマッタリしました。
そんでまた夜9時半ごろに温泉入りましたよ。
今度はさっきの露天の奥にもうひとつの露天を発見しました。
それは源泉が流れる大きめの露天からお湯が流れ込む小さな露天で、脱衣場の奥にひっそりとあった。
温度が温めで、ながーく入れそうな感じ。
なんで始め大きめの露天で体を暖めて、その小さい露天でまったりしながら、また大きめの露天へ戻ったりとしてたら、、、終わってから気が付いたら10時半ぐらいになってた。
「あれ?うちら1時間も露天に居たらしいよ。。。」って言ったら、彼も「えっ、そんなに?!」びっくりしてましたね。
その間他のお客と被ることがなかったし、ほんとに貸切だよ、なんて贅沢なんじゃー
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朝は少し早めに起きちゃったので、朝ごはん前に朝風呂にまた露天へ入りました。
朝見るとまた違う感じですね、景色とか。
夜は星がきれいに見えてました。
彼氏いわくオリオン座とか・・・私は目が悪いのでシリウスぐらいしか見えなかった。
朝ごはんは普通のご飯でしたが、女将さんが珈琲を入れてくれました。
ここいらは水がきれいなので珈琲がうまいのよ。
なんともまったりいい時間。
食堂も(上の写真)景色がよくて気に入りました。
なんか木のぬくもりがあったかい。
夜もめっちゃ静かで落ち着きました。
温川山荘泊まってよかったなーと思ったよ。
前日は結婚式スピーチで緊張してただけに、この日のんびり温泉で過ごせてかなり癒されました。
彼氏とも混浴で一緒にお風呂には入れたしね。
ちなみに昼間見たら部屋から露天風呂が丸見えでした(↓)。
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彼氏は朝ごはんのあと2度寝してましたねー。
私はテレビ見ながらのーんびり。
結局いつもうちらはチェックアウトギリギリです。
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チェックアウトの時スタンプ帳もらいました。
「日本秘湯を守る会」のスタンプ帳。
一泊するごとに一個判を押してもらい、10個貯まると一泊が無料になります。
3年間有効です。
スタンプを集めながら秘湯めぐりもいいなぁーと思っちゃいました。
秘湯の宿はなんかすごく素朴で暖かくていいですよね。
温川はずーとあこがれてて、日帰り入浴だとなかなか露天を堪能できなくて、前来たときはおじさんが裸で隠しもせずに仁王立ちしてて、、、入りにくくてあきらめたので、いつか泊まってゆっくり堪能したいと思ってたのです。
今回願いがかなってほんとによかったです。
○温川山荘 青森県平川市切明津根川森1-32