BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

朝昼夜

2009-09-06 19:49:48 | ぐるめハント青森
昨日9月5日に津軽ラーメン街道になんと2店ものラーメン屋が期間限定でオープンしました。
ちょうど午前中に五所川原の病院へ行ったので、帰りに精をつけるために寄っていきました。
私が好きだった富山ブラックの「誠や」が卒業してその後に入ったのが、この喜多方ラーメンの「朝昼夜」です。
さすがオープン初日だからか、非常に珍しく行列ができてました。
ほんとに田舎だから新し物好きで、みんなやってきますね。
ここはチャーシューを豪快にラーメンどんぶりのふちに並べ、中央にねぎをたっぷり入れた「ひまわりラーメン」というのが有名なのですが、チャーシューが苦手な私は普通の「ラーメン」を頼みました。
ついでに煮たまごも!
食べたらまずスープが懐かしい鶏がらです。
最近はつけ麺ブームのせいで新しいラーメンの店といえば、しょうゆとんこつ系の魚介スープメインです。
また津軽地方は昔から煮干だしスープが多くて、真っ黒なしょうゆラーメンか支那そばが多いので、こういう透明スープの鶏がらは珍しい。
でもどこにでもある懐かしい味です。
私が子供のころよく行ってた今は無き近所のラーメン屋さんの味に似てるからかなぁ?
そういや、チャルメラもこんな感じだった。
あっさりしててマイルドで、おいしかったです。
ナルトが入ってるのも珍しいよね。
ここの手作り餃子も食べてみたいです。

○朝昼夜 http://www.d9.dion.ne.jp/~aizu/asahiya/

演劇「津軽」

2009-09-05 22:28:27 | のほほん日記
太宰治生誕百年記念公演として、金木町の特設会場で太宰の小説「津軽」のお芝居が今週行われています。
気になってたので先日美術館に行ったとき前売り券を購入し、昨日お仕事が終わってから見に行ってきました。
小説の「津軽」は読んだことはないのだけど、太宰治が津軽に帰省した折に津軽のあちこちを旅したエッセイみたいな小説らしいです。
私小説というのでしたっけ?
私の好きな地元劇団「弘前劇場」と、TVで活躍するプロの俳優さんのコラボということで楽しみにしてました。
そのプロの俳優さんとは、「渡る世間は鬼ばかり」で五月の娘婿役を演じた村田雄浩さんに川上麻衣子さんです。
生で身近で目の前でプロの役者さんの演技が見れるなんて、こっちではなかなかそんな機会がなく、非常によかったです。
私は中学生のころから「わたおに」を見てたので、後半から登場した「村田」さんもよくテレビで見てますし、そんな方が目の前で「太宰治」を演じてるのがすごく新鮮です。
また弘前劇場さんの100%津軽弁の演劇も面白いし、途中途中で登場する弘前の豊田児童センターの一輪車クラブの方々の一輪車さばきもすばらしかったです。
場所がまたよくて、野外劇で津軽鉄道の芦野公園駅の一部が舞台になっていて、本物の津軽鉄道も舞台で登場しています。
この日は雨が降ってたので野外ということもあり、お天気が心配でしたが、舞台が始まると雨もやみ、美しい満月まで出てきました。
ドライアイスのスモークと月明かりで、津軽鉄道のプラットホームがなんか幻想的な空間になってました。
こういうのを味わうとお芝居っていいなぁ(特に舞台)って思います。


劇中では太宰治たちが宴会で味わった雰囲気を観客にも味わってもらおうと、特製弁当が配られます。
これが太宰治が好んで食べたというメニューで作られているそうで、なかなかおいしかった。
中間の休憩時間に配られ、おなかが空いてたのでおいしく頂きました。
弁当がついて(お茶も)、これで前売りで2500円なら安いなぁと思います。

イチブトゼンブ

2009-09-04 22:04:49 | MUSIC
ねぶた期間中の8/5に発売されました。
8月はなーかなか落ち着かずに、最近やっと手に入れて聞き込んでます。
やっぱB'zの歌詞はいいねぇ。
曲はさわやかでノリがいいんだけど、歌詞のポイントポイントに納得してしまう。
たとえば、「すべて知るのは到底無理なのに 僕らはどうして あくまでなんでも征服したがる カンペキを追い求め」。
ああ、私は最近自分でも気がついたのですが、自分はすごく独占欲が強くて、わがままで、征服欲も強く、嫉妬深く、よくばりなんだぁと。
相手のすべてを自分のものにして、自分の思い通りに動かしたいのに、
当然それが叶わず、イライラしたり、すねてみたり。
この完璧主義の潔癖症を治したいと思います。

でもこの歌詞にもあるとおり、
「君にしかわからないこと 僕だけが見えていること どれもホントのこと すべて何かのイチブってことに 僕らは気づかない」
まったくその通りです。
自分ではない他人を、それが恋人であろうが、友人であろうが、家族であろうが、相手をすべて知るなんて、まったく不可能なことです。
宇宙がどこまで宇宙なのかわからないように。
だからたった一部分でもカケラでも、
それが自分が好きであるすべてであればイイ。

「愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに それだけでいいのに」
稲葉さんに完敗ですねぇ。
なんでこの人の歌詞はこうもいいのか。
私も彼氏に対して、不満だらけですが。
こうしてほしい、これはしてほしくない、わがまま言い放題です。
でもやっぱりこの人のこういうとこが好きなんだっていう部分があるので、続けていける気がします。

梅沢温泉

2009-09-03 20:36:21 | 温泉めぐり
またもや近所(車で20分以内で通える場所)に穴場的温泉を発見しました。
そこは民宿のお風呂です。
梅沢温泉といいます。
「つるまい温泉」の近く、国道339号から少し外れたうちの町の隣町「鶴田」の梅沢地区にある温泉です。
住宅街の中に突如下記のような看板が!
悪く思わないでください。。。のコメントがまたいいですね。
 
大きなお屋敷と離れのような民宿に、脇に入浴施設があり、車がたくさん止まってます。
駐車場はあまり広くなく、常連と言われそうなご近所さんらしき人々の車ですぐにいっぱいになっています。
民宿ですが、温泉を一般に開放しているらしく入浴時間は6時から21時まで。
素晴らしいわ。
公衆浴場ではありませんので、あしからず。。。みたいな文書が脱衣所にありました。
温泉はとても小さくて大人が4人ぐらいしか入れないような湯坪の広さです。
洗い場も小さくて3つしかカランがありません。
そこにちょうどお風呂時だったためか、8人ほどが入ってました。
湯船に3人、脇で寝そべってる人1人、残り4人が洗い場でひしめき合ってます。
みんな常連らしく、おしゃべりでにぎわってました。
ちゃんと譲り合いの精神が生きていまして、カランもみんなで使用してるという感じでした。
私も初めは空いてる場所で湯坪からお湯をすくって洗ってたのに、使用を終えた人が「一緒に使っていいですよ」と声を掛けてくださり、すごくありがたかったです。
お湯は無色透明で、塩化アルカリ性のしょっぱそうな感じのお湯でしたが、熱かったです。
なんで長湯はできない感じですが、常連さんたちはかなり長いこと浸かってまして驚きです。
木で作られた浴室はすごく雰囲気が良くて、なかなか素敵な温泉だと思いました。
たしかに公衆浴場ではない感じですね。
驚いたのが入浴料金が200円なこと。
素敵ですよね。
ここの料金システムは脱衣所内にお金を置く場所があって、紙に自分の名前とお金(200円)を置いていくようになってます。
民宿側の人は誰もいなくて、100%人の善意で成り立ってます。
無銭で入浴できちゃいそうな感じですが、逆にこのような好意を示されると人間は裏切れないものですよね。
ちゃんと私もお金を置いて自分の名前を書いて入りました。
家からも近いので、また空いてる時期に来たいです。
6時からやってる、朝風呂なんていいだろーな。

○梅沢温泉 北津軽郡鶴田町横萢字松倉51

ちゃぺ!

2009-09-02 21:18:34 | 読書感想文
マンガですが、ただの漫画ではありません。
五所川原-中里を走る奥津軽の私鉄「津軽鉄道」を舞台にしたストーリーです。
ちゃぺ!は津軽弁で「小さな子」という意味です。
この漫画の主人公は小学生の女の子で、周りから「ちゃぺちゃん」と呼ばれています。
ボランティアで海外へ看護婦の仕事で派遣されたお母さんとの約束を守るために、毎日津軽鉄道に乗って五所川原駅へ通うちゃぺちゃんと、津軽鉄道の人々や五所川原や中里など津軽に住む人々が描かれています。
面白いのが津軽鉄道で行うイベント列車のことや、津軽の人々の四季の生活がよくわかり、改めて津軽はいいとこなんだなーと住んでる私でさえ、はっとします。
この漫画の表紙カバーは実は特別版で、6月に走った「走れメロスマラソン」バージョンです。
マラソン参加者に全員この特別版が配られました。斜陽館の前で走るちゃぺが目印です。
なかなか素敵な参加賞ですよね。
生誕百周年だからこんなに豪華なのかなぁ。

○ちゃぺ! 小学館(ビックコミック)

馬場のぼる展

2009-09-01 20:48:25 | のほほん日記
今青森県立美術館で、企画展で「11匹のねこ」でおなじみの『馬場のぼる展』が開催されています。
好きとあらば、、、やはり行ってみたくなるもの。
先週暇だったので、ドライブがてら行ってきました!
11匹のねこの本は私も小さいころ持っていました。
これとかこさとしさんの絵本(からすのパンやさん)はお気に入りでした。
11匹のねこは大将と呼ばれる1匹のねこ(大将は縞模様)と10匹の猫たち達の物語です。
シリーズで色々あるのですが、私は1作目以外読んだことがなかったので、美術館ではじめて別の作品をみましたが、どれも面白かったです。
あほうどり・・・の話で、11匹のねこがコロッケを作るのですが、すんごいそのコロッケがおいしそうです。
かわいくて素敵な原画展でした。
馬場のぼる展は今週末までだそうです。


お昼はここのミュージアムレストランで、夏季限定メニューの石焼ナポリタンをいただきました。
半熟卵をかけて、ぐちゃぐちゃにかき混ぜていただくのです。
石焼なのでジュワジュワ湯気が出てて、、、とてもうまかったです。
ここのカフェもまったり居心地よい雰囲気でけっこう好きな場所です。
何より美術館を利用しなくてもカフェだけでも利用できるのがいいとこね。