花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

眠れない1週間?

2016年03月14日 | 研究
さて2年生が集まり、発表練習を始めました。
というのも今週末から来週の始めにかけて
恒例の農業クラブプロジェクト発表会と
意見発表会が開催されるからです。
チームは今年、プロジェクト発表会には1テーマだけ参加します!
なぜならば今、チームは充電時期に入っているからです。
プロジェクト発表の発表者は基本的にチームはひとりと決めています。
よくふたりで行う班もありますが、今までふたりの方が
効果的であるという発表内容にチームが遭遇しなかったからです。
したがって5名いる2年生ですが発表者はたったひとり。
しかしみんな最近、なぜかそわそわしています。
話を聞いてみると残った4名中、3名が
意見発表に選手として出場するというのです。
引っ込み思案の生徒が多い名久井農業高校。
ところが今の2年生はかつてないほど人前に出るのが苦手です。
チームの対外試合でだいぶ慣れたとはいうものの
苦手意識は解消されていません。
発表しちゃえば何ということはないのですが
それまでの時間がどきどきして苦しいようです。
魔の1週間が始まりました。
さあ今日は合格発表。
玄関に中学生の歓声が響きます。
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東日本大震災

2016年03月14日 | 学校
先週の金曜日、東日本大震災から5年たった3月11日を迎えました。
名久井農業高校でも避難訓練を行うとともに
多くの犠牲者のみなさまに対して黙祷を捧げました。
震災時、私はもうひとりの先生と出張のため羽田空港にいました!
愛媛出張の帰りで、愛媛空港から羽田に飛び、
そこで乗り換えて三沢空港へ向かうためです。
時間があるので羽田から一駅乗って
空港内の新しい観光スポットに行こうと思い切符を買って
すぐに大きな揺れが来ました。
見ると空港のガラスも割れて落ちただ事ではないことを感じました。
なんとか学校に連絡をとり無事であることをお互い確認しましたが
もう電車も飛行機も動がず、その後携帯電話もつながらなくなりました。
結局、震災から1日半、空港で野宿したことを覚えています。
その際感じたのが、空港の危機管理のすごさ。
マニュアル通りなのでしょうが、慌てずに空港内の広いロビーに
段ボールが敷かれ、何千人もの寝る場所が作られていきます。
さらに夜、朝には十分な非常食と毛布が配られました。
東京とはいえ3月の夜ははまだまだ寒く、
確か空港内のスターバックスコーヒーが夜通し、
無料開放されたのを覚えています。
大津波が襲っていることはたまたま持っていた
チームのiPadでインターネットに接続し知ることができました。
チームのサクラソウ救出活動が始まったのはこの数週間後。
毎年震災の日が来るたびに、何か役に立ちたいと
いてもたってもいられなかった当時のメンバーの顔が思い浮かびます。
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