満員御礼

環境システム科が誇る施設園芸実験室の室内栽培ルーム！
エアコンが完備され、LEDで光も自在に操れることから
真冬でも野菜を作ることができるため
年中、誰かが何かの予備実験をしています。
先日、覗いてみるとご覧のとおり満室状態。
この施設を作る際、なんとかして設けてほしいと
何度も懇願した甲斐もあるというものです。
このルームがあることでこの施設の稼働率が
大幅に向上したことは間違いありません。
関係されたみなさんに心から感謝いたします。
さてそんな室内栽培ルームですが、
奥の赤い光の中では春菊などの葉物が栽培されています。
また手前には１年生のフローラジュニアのスプラウト。
さらに謎の球根が水耕栽培されているのがわかります。
ちょっと気になるので、もっと近寄って見てみましょう。

水栽培

室内栽培ルームの中に入ってみました。
すると芽が出ている球根をたくさん見つけました！
よく見るヒヤシンスの水栽培と似ています。
容器がペットボトルという当たりが
手作り感満載でなんだか 楽しくなります。
おそらく環境システム科施設園芸班の取り組みではないでしょうか。
でもこれはヒヤシンスでもスイセンでもありません。
なんとユリの球根のようです。
同じ球根ですがあまりユリの水栽培というのは
聞いたことがありません。
しかし今のところ根腐れもおこさず元気に育っているようです。
でもどうして暗い栽培室で育てているのかが気になります。
室内栽培ルーム、植物栽培用定温器、
ビタミンC含有量を簡易に測定できる装置など
いろいろ設備が揃っているため
このように思いついた実験がすぐにできるのがこの実験室のいいところ。
まもなく新２年生が仲間入りします。
今年はいったいどんな研究が行われるのか楽しみです。