花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

春は苦味!

2016年03月29日 | 
とうとうチームのふきのとうが咲き始めました。
ふきのとうは春の食材ですが、これは2年生の研究材料!
食べてしまったらしかられるので我慢しています。
さてふきのとう、うど、タラの芽など
春の山菜に共通するのは苦味。
好きな人はこの苦味が美味しいといいます。
ではなぜ苦いのでしょうか。
苦味成分といえばご存知ポリフェノール。
成人病予防などさまざまな効果が確認されている機能性成分です。
なかでもふきのとうのポリフェノールはフキノール酸といいます。
最近、このフキノール酸が花粉症を抑える効果があると注目されています。
しかし茹でて食べるとポリフェノールが減るので
天ぷらや油炒めが良いそうです。
日本の伝統的な料理である「ふきのとう味噌」などは
まさにポリフェノールを摂るのに優れた調理法といわれます。
ちょっと苦い春の味を楽しみましょう。
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明日からはライバル

2016年03月29日 | 研究
2016年4月から活動してきた1年生のフローラジュニア。
本来であれば課題研究の授業で行うことを
放課後、部活動の合間をぬって取り組んできました。
1年生にとっては始めての研究であり、
2~3年生の課題研究につながるものなので
何としても楽しく有意義な体験にしなければと
十分注意して3年生とともにサポートしてきました!
しかし途中で温室内に害虫が発生して
研究対象の草花を枯らしてしまうこともあり
完璧とはいかず、チームにとっても反省点が多く残りました。
それでも最後はチームならではの学会のポスター発表を体験でき
なんとかフィニッシュすることができました。
フローラジュニアの契約は1年だけ。
したがって春からは2年生となり、草花班、果樹班、農村都市交流班、
野菜班などそれぞれ新しい場所で頑張ることになっています。
ジュニアのときは頼もしい後輩でしたが
来年度からはチームのライバル。
元フローラジュニアたちが名農のプロジェクトを
きっと牽引してくれることでしょう。
最終回は必死に戦った学会での記念写真をプレゼント。
戦った日々を思い出に変えて前に進んでほしいものです。
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