花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

古豪復活か?

2016年10月16日 | 学校
名農の芝生のグラウンドです。
ここは名農陸上部の本拠地!
かつて高校駅伝青森県代表として毎年、
冬の都大路を走った名門陸上部です。
ところがある時期から部員が減少し、
とうとう駅伝に出ることもなくなってしまいました。
そんな彼らが数年前、駅伝の舞台に復帰しました。
もちろん上位など狙えるものではありませんが
先輩たち関係者は喜んでいるとの話を聞いたことがあります。
しかし2015年、つまり昨年の県予選は13チーム中13位。
残念ながら最下位でした。
でも駅伝の舞台に復帰したのだから
良しとしようという気持ちで応援していました。
ところが今年の名農陸上部は違いました。
なんと13位中、7位ではありませんか。
練習を繰り返し、とうとう戦えるチームになりました。
やっと古豪復活という言葉も使えそうです。
不思議に陸上部が駅伝で頑張ってくれると
晴れ晴れとした気持ちになるのはなぜでしょう。
自信をつけた名農陸上部、
またこのトラックを元気に走ることでしょう。
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新旧交代

2016年10月16日 | 学校
先日、農業クラブと生徒会という2つの組織の役員改選が行われました。
普通高校では考えられませんが、全国の農業高校には
このように1つの学校の中に2つの組織があるのです。
ひとつはみなさんご存知の「生徒会」。
体育祭や球技大会の運営を行いますが
委員会や部活動など全生徒がお馴染みの組織も掌握する
学校にはなくてはならない生徒の自治組織です。
生徒会長がいてすべての生徒が生徒会の会員となります。
もうひとつは農業高校ならではの「農業クラブ」。
こちらが運営するのは収穫感謝祭など農業に関する行事の企画運営。
生徒会と同じように実行委員会という
各クラス代表で組織する委員会も統括しています。
面白いのは部活動。生徒会は個人が好きな種目の部活動に所属し
専門に鍛錬し、インターハイを目指します。
農業クラブにもプロジェクト活動や意見発表、農業鑑定や測量のように
部活動のようなものがあり、同じように県大会や全国大会があります。
ただ生徒会と違うところはすべての名農生に出場チャンスがあること。
部活動が専門家集団であるのに対して
農業クラブはオール名農の選抜選手が出場するのです。
農業クラブにも会長があり、全生徒がクラブ員と呼ばれる構成員です。
このように農業高校生は2つの組織に加盟しいろいろ活動できるので
自分の力を試す場が普通高校に比べて圧倒的に多いというわけです。
最後に生徒会と農業クラブの根本的違いを紹介します。
生徒会は教科に位置づけられてはいません。
したがってアーチェリーで日本一になっても体育の成績とは無関係。
ところが農業クラブは農業教科に位置づけられているので
大会で頑張ると総合実習や課題研究の成績があがるのです。
新旧役員が入れ替わるのは名農祭のあと。
もう秒読みが始まっています!
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