花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

幻の焼き肉のタレ

2016年10月23日 | 学校
何やら人がたくさん集まっています!
この日は名農のPTAによるオリジナル「焼き肉のタレ」作りの日。
作るのは保護者ですが指導するのは名農の食品加工のスタッフです。
焼き肉のタレを作るには野菜や果物などをふんだんに使います。
農業高校にはその材料を自前で準備できるので
このように難しい焼き肉のタレも簡単に作ることができるのです。
2日間に渡って朝から夕まで製造した焼き肉のタレは数千本。
すべて10月29日〜30日の名農祭で数量限定で体育館にて販売される予定です。
とはいっても、毎年なんと数十分で売り切れ。
なかなか手に入れることができません。
幻のタレと呼ばれているのはこれが理由です。
何時に販売されるかは公表されていないので
偶然販売されていたらラッキーだと思ってください。
もっと作れという人もいますが、名農は工場ではなくあくまで学校。
時間にも設備にも限界があるのでご了承下さい。
名農にお子様を入れたのをきっかけに
保護者の方も本格的な加工品作りを
学ぶことができるこのイベントは毎年大人気。
さて今年の味が楽しみです。
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南部菱刺で東京進出

2016年10月23日 | 園芸科学科
先日、園芸科学科の研究班の先生から
このようにきれいなチラシをいただきました。
これは下地のプリントからもわかるように
「南部菱刺」の展示会のご案内です!
園芸科学科の研究班も以前から裂織や菱刺に挑戦し
なかなかの成果をあげていますが
その成果を今度、紹介展示するというのです。
八戸市内で行うのかと思ったらなんとびっくり東京ではありませんか。
それも浅草の浅草寺のすぐそばのギャラリー。
南部太ネギに続いてとうとう全国でビューのようです。
菱刺は津軽のこぎん刺しと似ていますが
刺し方違いがあり、独自に誕生した農村文化です。
歴史も模様の意味も奥深く、
裂織とともに愛好者はたくさんいるそうです。
そもそも布の補強が目的でしたが
とてもきれいで今見ると素晴らしい工芸品です。
きっと首都圏のみなさんや海外からのお客様は感激するはず。
東京なので応援しにいくわけにはいきませんが
名農生も参加するのでお近くの方はぜひ足を運んでください。
情報は次の通りです。
『南青森のイロドリ 菱刺し展』
日程:11月8日(火)〜13日(日)
時間:10:00〜18:00 (最終日は16:00まで)
場所:アミューズミュージアム2F 手仕事のギャラリー&マーケット
(〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目34番3号)
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朝霧の町に冬の使者

2016年10月23日 | 学校
朝7時頃、高台の名久井農業高校から
下の町を見下ろしていました。
赤い丸屋根は保育園。
南部町特産のサクランボ型の屋根が特徴です。
さてここで見てほしいのは保育園の後ろに漂う朝霧。
一部だけですがとても濃い霧が発生しています!
霧のある場所は1級河川の馬淵川。
川の水蒸気が放射冷却現象で冷やされるのでしょう。
秋になると頻繁に起こる南部町の朝の風景です。
そんな朝の景色を見ていると何やら懐かしい鳴き声がしてきました。
見上げてみると白い鳥がV字飛行をしています。
白鳥です。
木々も紅葉し秋を楽しんでいましたが
白鳥たちはもう冬の到来を告げています。
名農祭、そして翌日の収穫感謝祭が終わるとすぐ11月。
もう冬がすぐそばまで来ています。
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