花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

南部町の秋景色!!

2016年10月20日 | 学校
先日行われた地区分会の会場から見た風景。
優しい姿の名久井岳が見えています!
その手前に見えるのが黄色い菊の花。
とはいっても観賞用の花ではありません。
なんと人が食べる食用菊なのです。
青森県南部町の周辺は昔から菊を食べる文化があります。
いろいろな品種が育成されましたが
もっとも有名なのが「阿房宮」といわれる苦みが少なく香り高い菊。
昔、南部の殿様が京都の九条家から観賞用に頂いたものが
広まったといわれる山形の「もってのほか」と並ぶ良食味品種です。
品種によっては9月から開花しますが、一般的には今が収穫時期。
霜にあわないように天気を気にしながらの作業が続きます。
名久井岳に食用菊。
まさに南部町の秋の風景です。
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名農のものづくり!!

2016年10月20日 | 環境システム科
一瞬、大昔の潜水艦かと思いました!
まさかそんな模型を作るはずがありません。
パイプに穴があいているのをみると
環境システム科が製作している水耕栽培装置に間違いありません。
環境システム科は青森県の庁内ベンチャー事業に採択され
現在、水耕栽培の普及に取り組んでいます。
水耕栽培装置はとても高額な装置なので
どのようにして普及を図るのかと心配しましたが
そこは工業的要素を導入した新しいスタイルの農業科。
自分で作ってしまうんですね。
彼らがいうには仕組みが簡単なので安価に出来るのだそうです。
現在、これらの装置は養護学校などに提供し
食材を育てる勉強などに活用してもらっています。
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