花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

突然のオファー

2021年12月10日 | 研究
この秋、フローラハンターズの4名2組は
ある大会で自分たちの研究を英語で紹介することになりました。
英語は苦手なメンバーですが、練習は一生懸命。
そのおかげで決して上手ではありませんが
原稿を見ながらとはいえ、なんとか発表できるようになりました。
大会も終わりすっかり忘れてしまったはずですが
なんとまた英語で発表するというのです。
理由を聞いてみると12月に3回、台湾の農工高校とオンラインで
交流会をすることになっていますが、
その中でお互いの研究活動を紹介し合う企画があるというのです。
そこでせっかくなので、英語で発表してほしいとのオファーがあったようです。
彼女たちの英語スピーチを聞いたことがある人はほんの数名。
どっからばれたのでしょう。
でも彼女たちは嫌がっている顔ではありません。
むしろ栄誉と感じているようです。
なんでも一生懸命やると自信になります。
何回目の交流会で披露するのかわかりませんが、
来週は確か2回目。頑張ってほしいものです。
でも本番前に、少しは練習してほしいと思います。

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冬休みは農仕舞い

2021年12月10日 | 学校
第2農場の温室群。シラカバの木々もすっかり葉を落としました。
今日は12月10日ですが、旧暦ではまだ11月7日です。
しかし旧暦とはいえ11月20日になると、さすがの先人たちも
農仕舞い(庭仕舞い)といって、その年の畑仕事を終わらせました。
この日ばかりは家族で御膳を囲んでご馳走を食べたそうです。
でも農仕舞いを終えたからといっても、春まで何もしないことはありません。
冬仕事というものがありました。これは男性と女性で違っていて
男性は水田への堆肥運び、柴刈り、薪とり、キジ撃ち、ウサギ狩り、
縄ない、草履やつまご、みの作り。
女性は凍み大根、凍み豆腐、干し菜、干し餅や漬物作り。
さらに炭すご、麻糸、麻布、野良着作りなど。
堆肥運びと薪取り以外は、今までの作業よりは軽いものだったようです。
しかし11月20日からは神々の年取りが本格的に始まります。
そのためお母さんたちは大忙しだったそうです。
でも子供達は祭事が多いこの季節は、貴重で美味しい
白米やお餅が食べられるのでとても楽しみにしていました。
今年の農仕舞いは新暦でいうと12月23日。
偶然ですが、この日から名久井農業高校も冬季休業に入ります。
冬休みまでもう少し。ところがフローラハンターズのメンバーは
今週末は農業系の検定試験、来週末は工業系の国家試験の他に
2つの全国大会決勝、そしてある大会のオンライン表彰式と
土日がないような状況。大忙しの2年生です。
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