花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

閉店ガラガラ

2021年12月28日 | 学校
今日は12月28日。官庁は仕事納めの日です。
昔は学校にも日直というものがあり、お正月だろうが、
お盆だろうが職員が当番で1日学校に詰めていました。
もちろん誰一人として学校に来る人はいません。
退屈な一人のお正月を迎えたものです。
しかし最近の学校は日直もなくなり、年末年始になると完全閉庁。
鍵がかけられ、今度は誰も入ることができません。
したがって忘れ物をすると大変。
正月が明けるまで何もできなくなります。
これはこれで困ったものですが、仕方ありません。
さて遠くで雪のキャンパスを歩いているのはフローラハンターズ。
先日、冬休み前の最後の調査が行われました。
正月明けたらすぐに一部のホウレンソウは収穫され
成分分析してもらうため県の研究所に送られます。
それまで研究活動もしばしお休みです。
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あなたはキャベツなの

2021年12月28日 | 環境システム科
明日から学校が閉鎖されるというのに
施設園芸実験室では野菜が植えられています。
よく見るとキャベツと書かれてあります。
ここは水耕栽培用の育苗室。
つまり水耕栽培でキャベツを育てようとしているのでしょうか。
環境システム科には「起業チャレンジ」という学校設定科目があり
生徒は3つの模擬農業法人を組織し、野菜の生産販売を行いながら
経営の仕組みやノウハウを体験的に学びます。
もちろん作物の選択はすべて学習者に任されますが
キャベツやハクサイを栽培しようとする会社がときどき現れます。
しかしこれらは生育期間が長く、さらに重量野菜。
したがって回転率で勝負する水耕栽培にはあまり適しておらず
候補にあがるものの、みんな諦めていました。
ところが最近はキャベツでもOK。
なぜならミニキャベツなるものが登場したからです。
それどころかミニハクサイというものもあります。
こちらは小型なので生育も短く、大玉ではないので
名農の水耕栽培装置でも大丈夫。
キムチにして販売している人もいたぐらいです。
さてこのキャベツは真冬の今、何の目的で播種されたのでしょう。
冬休み明けにまた会えますが、どうなっているか興味津々です。
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