花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

懐かしい顔

2021年12月03日 | 研究
酢で有名なミツカンは水を扱っていることから
水に関する機関紙「水の文化」を定期的に発刊しています。
その最も新しい号になんと懐かしのトレジャーハンターズが登場しました。
最新号の特集は「Z世代の水意識」。
Z世代とは1996年(平成8)~2012年(平成24)生まれの若者を指す言葉です。
生まれた時から水は買うものという世代が、
どのような水への意識を持っているかを調査したものです。
もちろん昔の若者より、河川や湖沼などで遊ぶ機会が少ないため
水に関する意識が希薄になっているとのことですが、
水に関する取り組みをしている若者も紹介しています。
そのひとつとして昨年、ストックホルム青少年水大賞でグランプリを受賞した
トレジャーハンターズが取り上げられたのです。
取材には、世界一を受賞したメンバーが電話で対応しました。
世界チャンプの彼らも名農を卒業して早いもので9ヶ月。
しばらく会えていないので、今彼らはどんなことを考えているのか
また当時のどんな活動が印象に残っているのかなど
興味深く読ませていただきました。
ミツカンの「水の文化」で検索すると
見ることができるので、ぜひご覧ください。
名農は昨日をもって期末考査は終了。終業式までの2週間、
検定や発表会、球技大会など慌ただしく行事が続きます。
冬休みはもうすぐです!
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なんでだろう

2021年12月03日 | 学校
ヘレボルスの原種のひとつである「ニゲル」の花が咲いています。
数あるヘレボルスの中でも、このニゲルだけは
クリスマスの時期に咲くため、ついた愛称はクリスマスローズ。
この花こそが正真正銘のクリスマスローズなのです。
毎年、本当にクリスマスに合わせたかのように咲くのですが
今回は1ヶ月も早く咲きました。どうしたんでしょう。
よく見ると白い花弁のように見えるがく片などいたるところがボロボロです。
暖かだったので、虫にでも食べられたのでしょうか。
高貴で純白の花が印象的なクリスマスローズの原種「ニゲル」にとって
この姿はかなりみすぼらしいものです。
植物はストレスを受けると、このままでは子孫を残せないと感じるのか
開花が早まることがわかっています。ある研究ではミツバチが葉を傷つけたら
トマトが30日も早く開花したという結果が報告されているそうです。
花粉はミツバチのご馳走です。報告ではミツバチは開花が早まることを
知っているかのように葉を攻撃し、開花してご馳走を手に入ったら
攻撃しなくなったといいます。まるで催促しているかのようです。
もしかしたらこのクリスマスローズも昆虫にかじられ
開花が早まったのかもしれません。
なおまだ攻撃されていない小さな蕾もついています。
クリスマスの花はこちらに期待しましょう。
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