花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

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2021年12月30日 | 研究
これはいったい何でしょう。
一部しか写っていないうえ、組み立て前なので分かるはずがありませんね。
これは組み立て式の商品撮影用のボックス。
外は真っ黒、中はシルバーの箱で、中に撮りたい小物を置いて撮影します。
おそらく右側の穴からレンズを差し込んで撮影するものだと思われます。
では左の白い部分は何でしょう。これはテープライト。
小さなLEDがついています。
スイッチを入れると点灯し、箱の中の商品を明るく照らしてくれます。
上手に使うと影を作らずに、いろいろなものを素敵に撮影できます。
この撮影用ボックスはフローラの財産ですが
なぜか使った形跡はもちろん、記憶もありません。
おそらく何かを撮影しようと手に入れたにもかかわらず、途中で方向転換。
それっきり使っていないのだと思われます。
このようにフローラの倉庫は、あれば便利な物が詰まっている宝の山。
名農の研究班の皆さん、研究活動で何かお探しでしたら、
ぜひフローラに一言声をかけてください。
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悲しいときぃ〜

2021年12月30日 | 研究
環境班には簡易なものですが水質分析装置があり、
主な項目なら自分たちで分析できます。
ところが農業では必須の農産物の成分を分析する装置はありません。
糖度など簡単なものならともかく
ビタミンCやポリフェノール量などを測定する装置は
とんでもなく高価で、環境班どころか学校ですら簡単に購入できないからです。
食品化学系の学科がない農業高校は、おそらく皆さん同じじゃないでしょうか。
自分で工夫して栽培した農作物の成分分析ができないとは悲しい話です。
しかし分析しなければ成功したのか、失敗したのかもわかりません。
そんなことから環境班では県の研究センターに分析を依頼します。
これはネギ。先日、フローラハンターズが根の数を数えていたものです。
このように袋に入れ冷蔵便で送るのですが、高いのは分析料。
たった3種類のネギのビタミンCを測定するだけで
1万円以上かかります。さらにポリフェノール量なんて
分析しようものなら、さらにもう1万円ほど。
フローラハンターズは潤沢な活動費がありますが、
分析のため、いただいた副賞なんてあっという間に消えてしまいます。
そのためフローラのような予算のない多くの研究班は
肝心なところが数値化できず、中途半端なまとめになりがちです。
昔、誰かが農業クラブは科学性を大切な柱として掲げ
プロジェクトを重要視しているが、実際の評価は活動の様子。
科学的ではなく感情的だと話していました。
もっと手軽に分析できたら、レベルがぐっと上がると思うのですが・・・。
あの〜学割って作りませんか。
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