花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

デッドヒート

2021年12月17日 | 研究
先日、ご紹介したフローラハンターズの賞レースに異変がおきました。
なんと二人の女子が猛烈にラストスパートをしているのです。
一人は一番上の彼女。実はチームのリーダーなのですが
賞レースでは出遅れて、今まで6名中4位に甘んじていました。
ところが先日、予想外の受賞連絡があり
ポイントを足したらなんと一気に2位に並んだのです。
これには7ポイントも差をつけて2位を走っていた男子も
「追いつかれた!」とびっくりしています。
さらにトップを走っていた女子はさらにスパート。
追いつこうとするメンバーをぐんぐん引き離しています。
まもなく終業式。このまま逃げ切るつもりのようです。
それに比べ冴えないのが追いついてもらいたい男子たち。
ポイントはちょくちょく入るのですが、ビッグポイントがないのです。
しかし週末は今年最後の決勝審査があり、男子たちが出場します。
女子は予選落ちなので逆転のチャンスです。
女の意地か、男の意地か。年末のデッドヒートから目が離せません。
さて今日は2学期最後の課題研究です。
あいにくの短縮授業なので冬休みの宿題となる研究レポート作りに用いる
PCの説明などを簡単に行う予定です。では次の課題研究はいつでしょう。
次回はなんと1ヶ月後の1月中旬。ボケてしまいそうです。
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野生のたくましさ

2021年12月17日 | 学校
ご覧ください。この濃い緑の葉は
クリスマスローズと呼ばれている植物のヘレボルス。
硬くてゴワゴワしている大きく立派な葉が特徴です。
人間が種子から育てる場合は、初夏に結実した種子を
土の中に埋めて夏越しさせ、秋になったら播種。
芽が出てくるのは来年の春になります。
さらにその苗を大切に育て、花が咲くのは
早くて1年後の冬。生育が遅いものはもう1年かかります。
つまりクリスマスローズは播種から早くても3年かけて咲く植物。
価格が高いのもの頷けます。
ところが右上の方に小さな葉がいくつか見えます。
これもクリスマスローズ。葉の大きさから考えると
おそらく昨年のこぼれ種から発芽してきたものでしょう。
ほったらかしにしていても勝手に芽を出してくるあたりに
野生のたくましさを感じます。
そういえば2017年、フローラがまもなく解散ということで
学校に内緒で職員室前の庭に代々育ててきたヘレボルスの苗を勝手に植え
バレないようにこっそりと卒業したフローラ。
まさに愉快犯ですが、気がつくと毎年花を咲かせる
クリスマスローズガーデンとなりました。
自然状態での開花は春。今度追肥でもあげようと思います。
さて週末は環境システム科のメインの資格のひとつである
電気工事士の国家試験があり、フローラハンターズのメンバーたちも受検します。
クリスマスローズのようなたくましさで合格できるよう頑張ってください。
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