花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

開けてビックリ玉手箱

2021年12月23日 | 研究
12月も下旬になり、やれクリスマスだとか年越しだとか慌ただしくなってきました。
これは2021年4月の初め、まだ春休み中のフローラハンターズ。
おそらく最初の活動だと思います。彼女たちが作っているのは三和土(たたき)。
先輩のトレジャーハンターズが乾燥地の集水システムの素材として
取り上げたことで一躍脚光を浴びた日本古来の技術です。
今年、フローラハンターズは先輩の三和土をさらに応用して
簡単に強アルカリ水を製作するアイデアを考案しました。
使用法は簡単で、固化させた100gの三和土ブロックを水に沈めるだけ。
湯船に入浴剤を放り込む感覚なので、どこでも誰でも使えると考えたからです。
昨日、読売新聞の青森県版に今年の日本学生科学賞県審査の結果が発表になりました。
県最優秀は3部門3チーム。嬉しいことにフローラハンターズが取り組んだ
この三和土研究も最優秀賞に輝きました。
さらに新聞をよく見ると別のメンバーが研究した超音波水耕と
水質浄化研究という2つも優秀賞を受賞しているではありませんか。
先月、この新聞に掲載するための集合写真を撮影されていきましたが
その時は何もおっしゃっていなかったので、
他のメンバーは落選したと諦めていたので、ちょっとびっくりです。
あいにく昨日は終業式。地元紙ではないため
おそらく誰も掲載されたことに気づいていないと思います。
1月初めに検定用レポート作りのために出校するので、教えてあげようと思います。
もし昨日の新聞が手に入りましたらぜひご覧ください。
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無形文化財

2021年12月23日 | 研究
チームはFLORA PHOTONICS時代から
研究内容やチームを紹介するポスターをたびたび製作してきました。
なぜなら文化祭である名農祭で、チームだけの展示場を与えられていたからです。
結成時の2009年から数年間はアグリチャレンジの表彰式会場である会議室と教室、
その後、アグリチャレンジの表彰式が第2体育館に移動したことで
教室展示していた分の内容も含めて広い体育館の3分の1がチームの担当でした。
学年でも学科でも部活動でもない、単なるいち専門部に広いスペースを担当させるなんて
今考えると無茶苦茶。でもこれは嘘のような本当の話です。
展示場ではチームが取り組んでいるさまざまな研究概要や成果を紹介しましたが、
その掲示スタイルがこのポスター形式。模造紙ぐらいのサイズに納めてきました。
幸いチームは基本一人一研究というスタイル。そのため2〜3年のフローラメンバーの
研究だけで8枚ぐらいはできるため、なんとかスペースを埋めることができました。
さて左端は今年の活動の一部をポスターにしたもの。
実はあるコンクールで活動を紹介するため提出が求められたため大会様式で製作しました。
また真ん中は2019年、右端は2018年にそれぞれ異なるコンテストですが
同じように研究内容を紹介するため製作したものです。
こちらの2つは長年、名農祭で展示してきたフローラのオリジナル様式で製作したもの。
最近、このようなポスターを求める大会が増えてきました。
でもフローラはオリジナル様式を持っているので
写真と文字を差し替えるだけで完成。これはフローラの無形文化財です。
なお左端のポスターはまもなく大会のインターネットサイトで公開される予定です。
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