花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ポスターセッション

2023年06月03日 | 研究
いよいよ学会主催の高校生のポスターセッションが始まりました。
この日、会場での発表に招かれたのは
チャレンジした22チーム中、予選を突破した11チーム。
もちろん会場に集ったほとんどが
大学附属や名門進学校、さらにSSH指定校という強者ばかりです。
どこを見渡しても農業高校などいません。
それどころか北国からやってきたのは名久井農業高校だけ。
それが良かったのか2人のところには、ひっきりなしに人が押し寄せ
かわいそうに休む暇なく対応しています。
それでも焦る様子などまったくなく
研究者と笑顔でデジスカッションを楽しんでいます。
気がついたらもう2時間。まさにマラソンと同じ時間です。
立ちっぱなしでしたがなんとか気合でゴールインできました。
努力の甲斐あって2人とも満足げ。お疲れ様でした。
さっそく昼食タイム。お腹が空いた2人は、会場のすぐそばにある
名物徳島ラーメン人気No.1店向かって元気に歩き出しました。
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植えるは簡単、切るのは至難

2023年06月03日 | 学校
これは先月下旬の「環境緑化の日」。
正門から続く登り坂を高台の校舎側から見下ろしています。
よく見ると名農生がいろいろなところで
除草や落ち葉拾いなどをしているのがわかります。
名農は昔からクラスや学科ごとに
環境整備を担当する区域が割り当てられていて
環境緑化の日に全校生徒で清掃活動などをすることになっています。
記憶では環境緑化で日本一を受賞した昭和の時代は
このような活動日が毎月ありました。
いかに美しいキャンパスをみんなで維持しようと
取り組んでいたかがわかります。
おそらく最初から緑化されたキャンパスで学ぶ現在の名農生よりも
緑化に携わった先輩の方が「緑育心」という言葉を
ずっとずっと身近に感じていたのだと思われます。
さて10年ほど前から昭和に植えた樹木が大きくなりすぎたので
今度は適度に伐採する必要があるといわれています。
しかし植樹と違い伐採は簡単にできず、進んでいません。
キャンパスの再設計が必要になっているようです。
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