花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

なんてったってチーム戦

2023年06月19日 | 環境システム科
土肥実験室での発表練習。
この春卒業したFLORA HUNTERSが地球未来賞の表彰式で
活動を紹介するために2月に練習した以来なので4ヶ月ぶりの風景です。
実はボランティア関連の大会にエントリーしたFLORA。
予選ともいうべき発表会がまもなく行われるので、
忙しい実験の合間を縫って練習をしてみたというわけです。
先月、学会の発表会に出場してきましたが、あれは代表2名が参加。
全員ではないため発表練習も2名だけで行いました。
しかし今回はAQUAにとって初のチーム戦。
そこで全員一丸となって臨むことにしたのです。
メンバーが7人もいると、発表が得意な人や質疑を楽しめる人などさまざま。
今回の発表者もみんなの推薦を受けた男子メンバーが行うことになりました。
さて不思議なことにメンバーが発表を聞きながら何やらメモをとっています。
これは質疑対策。どんなことが質問されそうなのかなど
発表内容をもとにみんなで考えているのです。
みんなでやれば怖くない。チーム戦ならではの一体感を楽しんでいます。
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桜桃

2023年06月19日 | 環境システム科
南部町では現在サクランボの収穫真っ最中。
しかし山形県に続く生産量2位だったこともある青森県ですが
この7年間で生産量が激減。なんと約半減してしまいました。
そのため全国ランキング4位にも入らなくなり上位から名前が消えてしまいました。
理由は温暖化といいたいところですが、もっと深刻なのが農家の高齢化。
生産農家が減っているのです。これは全国各地同じで
日本全体の生産量もどんどん減ってきています。
将来、サクランボもすべて輸入になってしまうのでしょうか。
でもそんな中、頑張っているのが南部町。
青森県が全国ランキング上位から消えてしまったというのに
町村別では堂々全国8位。青森県のサクランボのほとんどが
この周辺で生産されているといっても過言ではありません。
この期間の観光客は例年2万人。休みの日は南部町に向かう車が国道に並びます。
さて今日は太宰治の忌日の「桜桃忌」です。
この名前は太宰治が書いた短編小説「桜桃」にちなんで決められたそうです。
まだ読んだことがない方はこの機会にぜひ手に取ってみてください。
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