花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

この木なんの木

2023年06月02日 | 研究
とうとう徳島駅に着いたFLORA HUNTERSの2人。
ご覧の通り、雨も止んでいます。
後に見えるのはJR徳島駅。ホテルも併設されているので
とんでもなく大きな建物でみんなびっくりしました。
でも人口は八戸市とほぼ同じ。
なんとなく人通りの数など八戸に似ています。
さて決定的に八戸と違うものを発見しました。
それがビバリーヒルズホテル、つまりホテルカリフォルニアの
ジャケットにも登場するこの木。
なんだと思いますか。そうです、椰子の木です。
いかにも南国という雰囲気がぷんぷんします。
また見渡すと小さな山もありますが、青森県ではお馴染みの杉はありません。
みんな広葉樹。こちらも西日本らしい風景です。
今までも、これからも滅多に来ることのないだろう徳島。
2人にはしっかり目に焼き付けて欲しいと思います。
ところで日本ではこの種類の樹木をまとめて「椰子の木」といいますが
英語では2種類に分けて名前がついているそうです。
ひとつがココナッツの実がなるココナッツツリー。
もうひとつが実のつかないパームツリー。
耐寒温度は12度といいますから、いずれにしても南国の木。
さすがの北国の緑化名人「名久井農業高校」でも育てることはできません。
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生命維持装置

2023年06月02日 | 環境システム科
先週から馴化温室で試験栽培を始めたFLORA男子。
4月から準備を始め、早々と栽培準備は整ったのですが
気温が上がらないので1ヶ月待機状態だったで
ひとまずほっとしていると思います。
さてこれが彼の作った栽培装置ですが
真っ先に目に飛び込んでくるのが中央の青い物体。
これは自動かん水装置です。ここから9本のチューブが
3本ずつそれぞれの箱に繋がっています。
温室は管理しやすいのですが、雨が降りません。
したがってこの装置は、作物の生命維持装置なのです。
10日間ぐらいは人にかわって、設定した水量と間隔でかん水してくれますが
10年以上も前に手に入れたもの。今は製造されていません。
代替となる手頃な装置もないことから、
彼は紫外線でプラスチックが劣化しないよう
水を補給する以外は黒い布でおおって大切に使っています。
さて先日、エルニーニョの確率が80%と発表されました。
かつてのような冷害にはならないとのことですが
予想外の豪雨が襲ってくるかもしれません。
装置の上には水爆弾。気になります。
さて今日から高校総体。
名農は午前授業となり課題研究はまたまたお休みとなりました。
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