花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

わんこそば

2023年06月21日 | 環境システム科
これはFLORAが長年水質分析に使っている簡易の吸光度計。
1台でさまざま測定できる少し大きな装置を1台、
その他に、特定の成分に特化した装置を5台所有しています。
最初に購入したのは大きな装置。まるで博打をするかのように
当時、貯金していた副賞をすべて投資して手に入れたのを覚えています。
しかしそのおかげで実験結果を科学的に分析することが可能になり
評価される機会がグッと増えてきました。
ところがより本格的な研究になればなるほど
みんなが使いたくなるので順番待ちが発生。1台では足りなくなりました。
そんなことから少しずつ買い足して現在の数になったというわけです。
さて今年のTEAM AQUAは、その名の通り水を扱う研究が多いため
毎時間この装置が動いています。意外に困るのは試薬。
各自たくさんの区を持っているので、あっという間になくなるのです。
まるでフードファイターがわんこそばを食べているかのよう。
あと1ヶ月、切らさないようとにかく投資しています。
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夏を乗り越える方法

2023年06月21日 | 環境システム科
こちらは今はなきTEAM FLORA PHOTONICSが
解散間際に職員室の窓下に作ったクリスマスローズガーデン。
今年も4月に立派な花を咲かせてくれました。
今はご覧の通り、結実した種子が地面に落ちた直後のようで、
うまくいけば数年後、新しい株がまた生まれてくるはずです。
親がなくてもちゃんと育つんですね。
さて21日は夏至。これからどんどん暑くなるので
冷涼な気候を好むクリスマスローズにとっては受難の日々が続きます。
クリスマスローズを植え付ける場所は、夏は木陰になり
春先は太陽が差し込む落葉樹の下が適しているといいます。
FLORAのクリスマスローズガーデンは名久井岳を望む校舎の南側。
ちゃんと木の下に作られていますが、それでも太陽が直撃します。
でも大丈夫。ここは先生方の駐車場でもあるため、
自動車が直射日光を遮ってくれるのです。
里に降りてきたクリスマスローズが過酷な夏を乗り越える現代的な方法。
涼しくなる秋までしばし休眠に入ります。
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