フライングスタート

これは校長室前の掲示板。

名農生の文化的活躍を紹介するためのものです。

今まで昨年の成果を貼り出していましたが、先日とうとう撤去されました。

これには理由があります。この名農版の賞取りレースの開始は

新年度が始まる4月1日ではなく、誰かが最初に受賞した時という

不思議なルールがあるのです。つまり4月から今までは

いつか突然始まるレースのための慣らし運転。

まるで助走しながらスタートを切る競艇のフライングスタートや

相手の出方を伺って立ち合う相撲のようです。

さて今年最初の受賞者はFLORA HUNTERS AQUAの2人。

先月、徳島県の学会主催のポスターセッションでの入賞です。

この受賞を受けて掲示板がオールリセットされたわけですが

他のFLORAメンバーにとっては、出し抜かれた形。

また今日の課題研究では2人の新聞取材があるため、さらに悔しい刺激を受けます。

ライバルのこの快挙は、きっと彼らを本気にさせるはずです。

いよいよ2023年の名農賞取りレースが本格的にスタートしました。

そんなこともあり今日の課題研究は、全メンバーで直近のコンクールの打ち合わせ。

植物科学忍者隊、戦闘モードに入ります。

そして誰もいなくなった

このところ課題研究のある日がなぜか短縮授業。

行事のためなので仕方ありませんが

さすがに20分も授業が短くなると忙しい時はこたえます。

この日の課題研究も案の定、短縮授業。

5〜6校時の課題研究のあとに高校総体の報告会があるからです。

それを知っているメンバー。みんな早めに集まって活動を始めましたが

あいにくこの日は7サンプルの水質分析。

授業があと5分で終わるというのにまだ１サンプル測定できていません。

みんな焦って活動しているその時、無情にも授業終了のチャイムが響きます。

まもなく測定結果が出る装置もあるため、なかなか行こうとしないのですが

報告会に遅れたら大ひんしゅく。放課後に続きをやればいいんだからと

追い出すように体育館へと向かわせましたが、

しばらくするとある分析器から測定終了のブザーがなります。

放って置いたらデータがおかしくなってしまうので

仕方なくメンバーに代わりにデータを記入。

するとまたブザー。結局こちらがほとんどやるはめになってしまいました。

でも可愛いことに、帰りのHRが終わるとみんなまた実験室に戻ってきました。

ところが残っているのはたった１項目だけ。これにはびっくりしたようです。

これもお互い様ルールなのでしょうか。

さて先日、キャンパス内でカモシカに遭遇した人がいるとのこと。

初めてのことではありませんが、こちらもお互いびっくりしたです。