今年のFLORA Jr.は3名。
基本的に先輩の節水栽培研究をサポートする形で4月下旬にスタートしました。
先輩が担当したのはトマトとレタス。Jr.はスイスチャードとこのインゲン。
先日インゲンの収穫が行われました。本来ならば枯れるまで栽培し
硬い豆として収穫したいのですが、かなり時間がかかります。
そこで出来た鞘は時間が経つと豆になる仮定して
鞘の数や重量を測定することで収量調査を行うことにしました。
つまり鞘がまだ食べられる野菜の状態での収穫です。
するとどうでしょう。節水栽培区でも慣行区とまったく収量は変わりません。
むしろ多いくらいです。インゲンを収穫したことでJr.の研究もこれにて終了。
FLORAはスプリントチーム。先輩同様、2ヶ月半の短距離レースでした。
Jr.とは1年間の契約。したがって大規模な研究などできないのでこれで十分。
実はJr.制度の重要なポイントは、発表体験にあるとFLORAは考えています。
自分の取り組んだものを発表するという体験を通して研究の面白さを感じ
2年時のやる気へと繋げるのが目標だからです。
次回は研究のまとめ。その前にまずは初めての考査を乗り切りましょう。