花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Jr.だってスプリンター

2023年07月02日 | 研究
今年のFLORA Jr.は3名。
基本的に先輩の節水栽培研究をサポートする形で4月下旬にスタートしました。
先輩が担当したのはトマトとレタス。Jr.はスイスチャードとこのインゲン。
先日インゲンの収穫が行われました。本来ならば枯れるまで栽培し
硬い豆として収穫したいのですが、かなり時間がかかります。
そこで出来た鞘は時間が経つと豆になる仮定して
鞘の数や重量を測定することで収量調査を行うことにしました。
つまり鞘がまだ食べられる野菜の状態での収穫です。
するとどうでしょう。節水栽培区でも慣行区とまったく収量は変わりません。
むしろ多いくらいです。インゲンを収穫したことでJr.の研究もこれにて終了。
FLORAはスプリントチーム。先輩同様、2ヶ月半の短距離レースでした。
Jr.とは1年間の契約。したがって大規模な研究などできないのでこれで十分。
実はJr.制度の重要なポイントは、発表体験にあるとFLORAは考えています。
自分の取り組んだものを発表するという体験を通して研究の面白さを感じ
2年時のやる気へと繋げるのが目標だからです。
次回は研究のまとめ。その前にまずは初めての考査を乗り切りましょう。
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真夏の果実

2023年07月02日 | 環境システム科
先日、大きな鳥がブルーベリーの木にいるのを発見しました。
肉食系植物研究集団としては、鳥ごときに負けていられません。
そこで先週、課題研究でブルーベリーの収穫が行われました。
場所はFLORAの本拠地である馴化温室の前。
実はFLORAは、自腹で毎年ピートモスを購入しては育てているのです。
環境班は土や水が研究対象なので、作物を栽培する機会は多くありません。
栽培しても野菜が中心。したがってこのブルーベリーは
そのまま生食できる貴重な果樹なのです。
収穫を担当したのは温室で研究している男子2名。
あいにくこの日は真夏日。アメダスデータでは隣町では32℃にもなりました。
しかし温室内で40分ほどの作業をこなしてきた彼らにとっては、
涼しく感じるようで喜んでいます。
青森のブルーベリーは6月下旬から8月下旬まで収穫できる真夏の果実。
次回の収穫はテスト明けの予定です。
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