FLORAは、園芸科学科時代を含めると今年で結成15周年。
各年、印象的なトピックが残されています。
もちろん初代は立ち上げ。そして名農にポスター発表文化を導入。
2代目は東日本大震災による塩害被害を受けたサクラソウの救出と
マイクロバブルによる除塩活動。
3代目は先輩と行った除塩活動などを引っ提げて初の国際大会出場。
では4代目は?ここで活動している女子4名が4代目全員。
もっとも人数が少なかった年です。彼女たちが行っているのは
八戸市のショッピングセンターの土壌分析。
津波でこの辺りも数十センチの海水が流れ込んだからです。
しかし震災からだいぶ経っているのでECは問題なし。
先輩の国際大会出場の反響もあり、後輩たちにはこんな依頼がよく来ていました。
彼女たちのメイン活動はサンパチェンスによる空気浄化。
大きな成果はあげられませんでしたが、岩手県の仮設住宅に
花を届ける活動をしていました。また空気浄化から水質浄化に発展させる
きっかけも作り、本格的に取り組むことになった5代目のサポートもしました。
ビジネスプランで最優秀を受賞したり、東京ビッグサイトで開催された
エコプロや京都大学のテクノ愛で表彰されるなどたった4名で活躍しましたが
ビッグタイトルがないのであまり注目されません。しかし今考えると
先輩の活動に対する社会の反応への対応と
BIO-ENGINEの立ち上げ準備という大切な役割を担っていました。