花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

萌え〜

2019年04月28日 | 学校
「萌え〜」という言葉を最近は聞きませんが
2000年代は頻繁に耳にしました。
「好きなアニメキャラクターに思わず心がきゅんとしてしまう」という意味です。
当時はオタクを表す代名詞として話題となり
2005年には流行語大賞上位10作品にも選ばれました。
しかしご存知の通り、本来は草木が芽生えることをいいます。
「あをによし奈良の京は 咲く花のにほふがごとく今さかりなり」
桜が花盛りのように平城京は今輝いているとい万葉集の名歌があります。
確かに満開の桜は文句なしに美しいのですが
この芽生えたばかりの緑もまた素敵なものです。
特にこのクリスマスローズは出芽した葉が厚く
それもツヤツヤと輝いているのでとても鮮やかな緑として目に飛び込んできます。
こんな小さな緑に心が動くようになったとは
こちらもいつのまにか植物オタクになったようです。
そろそろ桜にも若葉が吹いてきました。
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左官見習い

2019年04月27日 | 研究
新生環境班、通称ハンターズは、連休明けから
今年度の本格的な実験をスタートさせる予定で現在準備に当たっています。
このグループはとても不思議な準備をしています。
なんと土を練る土木作業です。
手にはコテ。これはまさに壁塗り作業ではありませんか。
この研究は環境班という立場で取り組んでいるもので
今までのフローラではありえなかった研究です。
この研究はチーム全体で取り組む研究でもあるため
全員に挑戦してもらっていますが、なかなかうまく塗れません。
左官屋さんにみんなで出向いて見習い修行でもしなければならないかと心配しましたが
練習するうちにうまくなってくるから不思議です。
今では上手に平らに塗れる者まで出てきました。面白いものです。
さて今回、左官の真似事をしていますが左官とは何でしょう。
調べてみると壁塗り職人で平安時代からあるとのこと。
当時は「属」と書いてさかんと呼んでいたようです。
ところでこの左官の研究のタネはフローラの弟分である
Bubble Boysの活動から見つけたものですが
ハンターたちならではのアレンジを加えて
まったく新しい研究に発展させています。
どんな研究になるかはこれからのお楽しみ。
また来月、途中経過を紹介したいと思います。
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2019年04月27日 | その他
いよいよ明日から10連休スタートという昨日、
青森県に寒気が流れてきました。
天気予報では雪になるかもといっていましたが
なんと夕方、本当に雪が降ってきました。
この日は課題研究がありましたが
外気温は驚くことに2度しかありません。
そこで急遽、校舎内の実験室で打ち合わせとなりました。
もちろん学校内は暖房がたかれています。
野菜の苗をまだ植えた人はないと思いますが
こんなに寒かったら心配です。
せっかくの花見シーズンですが
天気だけはどうしようもありません。

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名農名物ポスターセッション

2019年04月26日 | 学校
第2体育館に3年生が集まりました。
始まったのはポスターセッション。
それぞれのグループが昨年研究した内容を
大きな模造紙大の紙に書き出して聴衆者に説明しています。
この日の聞き手は参観日にやってきたたくさんの保護者と1年生。
2年生から本格的に始まる研究活動がよくわかると好評です。
今年は一生懸命質問する保護者や1年生が多く見られました。
そしてその熱意に応えようと先輩たちも一生懸命説明しています。
SSHでは当たり前の風景かもしれませんが農業高校としてはまだまだ異色のイベント。
でも熱を帯びた先輩と後輩のセッションはなんだかとても頼もしく感じました。
実はこのポスターセッション、2009年にチームフローラが初めて
学会主催のポスター発表会に参加した際、持ち帰った文化なのです。
それまでは農業高校の発表といえばPCを使った口頭発表しかありませんでした。
しかしポスターセッションは好きな研究を自由に聞けるうえ、
直接議論できる発表スタイルであることを訴えたところ
農業クラブが取り入れ、このように翌年から全校で行うようになったのです。
今では名農の文化が波及し青森県すべての農業高校が行なっています。
また名農では聴衆者が特に印象に残ったチーム番号を書いて
大会後に投票するというルールを付け加えています。
つまり3年生にとっては今年度最初の小さな研究発表会。
農業クラブはそんな工夫をしながら彼らのモチベーションを高めています。
そういえば昨年度の最優秀ポスターは国際大会に出場したフローラメンバーたちでした。
しかし少し気になったことがあります。
例年よりポスターの枚数がちょっと少ないのです。
理由を主催の農業クラブに尋ねようと思いましたが、すぐわかりました。
答えはフローラがいないから。フローラは原則として一人一研究のため
ポスター発表の際はいつもたくさんのポスターを出展していたのです。
ちっちゃなところにフローラを感じた名農名物ポスターセッションでした。
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名久井農業高校野菜苗販売2019

2019年04月26日 | 学校
名久井農業高校のグラウンド脇の桜が満開になりました。
しかしあいにくの曇り空。まさに花曇りです。
さらに天気予報を見ると今週は傘マーク。
せっかく咲いた花ですが長くは鑑賞できないかもしれません。
さてそろそろ皆さんが気になっているのは
名久井農業高校2019年の野菜苗販売。
今年は5月9日、10日の二日間行われます。
毎年、高品質で人気の野菜苗を求めて周辺市町村はもとより
岩手県から買いに来る方もいるぐらい大盛況となりますが
今年は令和になったお祝いもありゴールデンウィークが長いため
連休明けたらすぐに野菜苗販売。
準備する生徒や連休返上で管理に当たる先生方は大変です。
たくさんの皆さんの御来校をお待ちしております。



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