世界バラ会議というものがあります。
本部はイギリスにあり、世界37ケ国のバラ会が加盟している国際バラ会連合です。
世界会議は3年に1度世界各地で開催され、
第1回は1971年にニュージーランドで開かれました。
2006年にはアジアで初めて日本の大阪で開催され、
記念すべき20回大会は、なんと2024年広島で開かれることが決まっています。
そこで話題となるのが殿堂入りするバラの発表。
1回の大会で1品種選ばれるので、数万種もあるバラですが
現在まだ17品種しか殿堂入りしていません。
そのひとつがこのバラ。1997年に殿堂入りした「ニュードーン」という品種です。
1930年にアメリカで育成された品種で、シルバーピンクの色がとてもきれいです。
しかし選ばれた理由は別のところにあります。
このバラ、暑いところでも寒いところでも、さらに日当たりでも日陰でも難なく咲くのです。
バラといえば日当たりのイメージですが、この品種なら北向の庭でも大丈夫。
そんな栽培しやすい特性が評価されて殿堂入りしました。
では世界最初に殿堂入りした品種はなんでしょう。
1935年に作られたバラです。
フランスで育種されましたが、時は第二次世界大戦。
危うく戦禍によって失われるところをアメリカに渡り、密かに保存され生き延びます。
そしてベルリンが陥落したことからやっと発表されましたが
その名は平和を願って「ピース」と名付けられました。
このバラは国連発足会議やサンフランシスコ講和会議でも会場を飾っています。
ラ・フランスとともに世界で最も有名なバラである「ピース」。
このバラにはドラマチックな裏話がたくさんあるので、育てながらぜひ調べてみてください。
本部はイギリスにあり、世界37ケ国のバラ会が加盟している国際バラ会連合です。
世界会議は3年に1度世界各地で開催され、
第1回は1971年にニュージーランドで開かれました。
2006年にはアジアで初めて日本の大阪で開催され、
記念すべき20回大会は、なんと2024年広島で開かれることが決まっています。
そこで話題となるのが殿堂入りするバラの発表。
1回の大会で1品種選ばれるので、数万種もあるバラですが
現在まだ17品種しか殿堂入りしていません。
そのひとつがこのバラ。1997年に殿堂入りした「ニュードーン」という品種です。
1930年にアメリカで育成された品種で、シルバーピンクの色がとてもきれいです。
しかし選ばれた理由は別のところにあります。
このバラ、暑いところでも寒いところでも、さらに日当たりでも日陰でも難なく咲くのです。
バラといえば日当たりのイメージですが、この品種なら北向の庭でも大丈夫。
そんな栽培しやすい特性が評価されて殿堂入りしました。
では世界最初に殿堂入りした品種はなんでしょう。
1935年に作られたバラです。
フランスで育種されましたが、時は第二次世界大戦。
危うく戦禍によって失われるところをアメリカに渡り、密かに保存され生き延びます。
そしてベルリンが陥落したことからやっと発表されましたが
その名は平和を願って「ピース」と名付けられました。
このバラは国連発足会議やサンフランシスコ講和会議でも会場を飾っています。
ラ・フランスとともに世界で最も有名なバラである「ピース」。
このバラにはドラマチックな裏話がたくさんあるので、育てながらぜひ調べてみてください。