東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

南アルプスへ

2009年04月30日 23時59分14秒 | Weblog
 前日にK林さん、H教官ペアが13で南アルプスの北岳まで行ったと聞く。しかも高度はかなり取れたとか。他の人も八ヶ岳に飛んできたと話す。

 T野さんは本日5時間のタスクに挑戦。Ka-6で午前11時過ぎに離陸した。

 午前中はK崎さんとH教官とで南アルプスまで行ってきたので、午後から自分とH教官とで南アルプスを目指す。

14時47分に離脱してすぐにサーマルに入り、通常通り蓼科、麦草、天狗岳を伝って八ヶ岳に入る。横岳でさらに上げられ3500メートル。


 赤岳を3650メートルで離れ、三ツ頭から南アルプスに向かうルートに入るもサーマルはなく、-2~4の沈下帯で一気に谷を渡る。写真の中央下の工場はサントリー白州工場。



 雨乞岳付近まで行くもサーマルはなく、高度2800メートルくらいになったときに引き返す。この間、H教官はほとんどしゃべらなかった。
 帰りの谷渡りは強いマイナス帯に入ってしまい、自分はもう富士見のアウトランディング場に降りるしかないと思っていた。だんだんとアウトランディング場が大きく見えて、高度も2000メートルを切ろうとしていた。H教官は「足と手、軽くしていてね。」と言う。教官はちょっとのサーマルでもあったら上がるつもりでいたのだ。

 アウトランディング場付近で最低高度1930メートル。教官も「これで上がれなかったらここに降りるね。」と言う。そして富士見高原スキー場で+0.5のサーマルを捕らえる。高度を上げていくにつれて+1くらいにはなるもののそれ以上はなかなかならない。しかし教官はぐっとこらえている。
 高度2200メートルまでがんばって獲得し、編笠山へ続く稜線に張り付くと+4くらいの上昇気流があり、何とか八ヶ岳に戻る。
 ここでやっと教官が口を開き「あー冷や汗かいた。」と話す。自分は小さなサーマルでもしっかりと捕らえる教官の技量を体感できてうれしかった。

 その後は行きと同じように霧ヶ峰に戻り、着陸前の高度処理で-Gとスピンの練習を行なってから着陸する。

 16時20分頃に着陸。T野さんも5時間タスクを達成!お出迎えしてお祝いです。今日は宿舎にて一泊。



 本日のフライト。ここから高度を稼いで帰って来れたことに感謝。 
コメント
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