東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

トライアングルルート(3月14日後半)

2012年03月19日 23時23分43秒 | 航空機
 お昼近くになってトラフィックが急に増える。管制官も大変だ。TCAから順番に呼び出しては着陸させていく。


JA34TT R44ClipperⅡ (株)スリーアイランドクラブ


JA7981 R44Raven (株)GST


JA01KF BK117-C2 川崎市消防局「そよかぜ1」 これはノーマル(といってもいろいろ積んでるが…)


テストから帰って来たJA015W 上の写真と比べるとエアインテーク辺りにいろいろと付いているのがわかる。


正面から見たもの。エアインテークにフィルタ、その前方には大きなアンテナが設置されている。ワイヤーカッターは未装着。


JA06FJがタキシング。エンドの人達にお手振り。


クロカンで来た158号機はタキシー中に次のクリアランスをもらい離陸して行った。


 怒涛の20分間だった。離着陸、タッチアンドゴーを含め約20機を見事さばいた管制官に拍手。ヘリにセスナにジェット機に…名古屋のトラフィックコントロールが難しいと言われるのもうなづける。



ジャパンフォーススケジュール53で来たC-1。朝のお届け先は近かったようだ。しかも☆二つつき。


TRDI F-15J 889号機  周波数を民間側しか聞いていなかったためちょっとタイミングを逸した。


午前中は静かだったKC部隊も午後から活動開始。603号機が離陸。


TRDI T-4 604号機  えらいまた岐阜から来るなぁ。


TRDI F-4EJ改 318号機  やっぱりファントムのエンジン音は最高!





 いつもお世話になっている方に「あの機材」についてたずねたところ行ったまましばらく帰ってきていないということだった。午後からの三菱のテストも、JAXAのテストもなさそうな感じだったのでここで切り上げ。「あの機材」のいるところに向かうことにした。

 小牧から北へ行くことはあっても南に行くことは無いなぁ。交通量も多くビビリながら運転。ナビどおりの時間に到着しそうだったがちょっと寄り道していく。
 外周道路を走るがこれといったポイントは無く、やっぱりというかここから撮影することにした。



格納庫は閉まっており飛ぶ気配はなさそう。


振り返るとナイキが展示。あるマンガでこれを打ち上げ花火で飛ばすシーンがあったなぁ。


 地元の方に話をうかがったところ、今日はもう航空総隊のT-4が離陸するくらいじゃないか、とのことだった。しかしそれも未だ電源車が接続されていないようで、今日帰るかどうかわからない、とのこと。うう、ここまできてボウズはつらいんだが…。

 そう思いながら何度かファインダー越しに動静を確認しているとアンチコリジョンが光り始めた。電源車は接続されていたのだが、陽炎でゆらいでしまっていて見えなかったのだった。
 しばらくしてタキシーアウト、ランウェイエンドで向きを変えてレディ。


26-5680 T-4 航空総隊


お気をつけて~。


 ここの基地の飛行機ではなかったけど飛行機の飛んでいない基地を見るだけにならず本当によかった。欲を言えばAWACSが見たかったのだけど…。
 滑走路端にいた消防車も引き上げたのでこちらも移動。「あの機材」のいる場所へ移動開始。ここから15分くらいで到着した。さて、「あの機材」とは?


ようやく見ることができたベル429ドクターヘリ。いやぁ思ったよりデカイぞ。


JA01DW Bell429 中日本航空・聖隷三方原病院


 日没までまだ時間がある。出動がかかるかもしれないので撮影場所を探しつつぶらぶら歩く。このとき秘密基地を発見するがしばらく使われてはいない様子。EC135なら余裕かもしれないけどB429じゃ狭いんでは?
 遠くからヘリが近づいてくる音が聞こえる。関東方面に向かうのかな


JA6920 S-76C 朝日航洋  トヨタ関連でよく飛んでるけどこれもだったのかな。

 住宅街路上(と言ってもほとんどみかん畑)で長玉振り回し、耳にはイヤホン、腰に無線機(レシーバーだけど)。通報でもあったのか、クラウンパトが接近してくる気配。車に戻りじっとしていると別の獲物を見つけたようでそちらに食いついてくれた。運転中の携帯使用は違反ですよ!

 同報無線のチャイムが17時を告げる。日没時間は17時50分過ぎだけどナイトシフトに移行かな~なんて思いつつヘリを確認するとちょうど撤収作業中だった。


メインローターを固定して後部ドアから充電式機材等を降ろす。秘密基地に移動するかと思ったら屋上で夜を明かすのね。


 そんじゃまこちらも撤収!飛んでいる姿を見れなかったのは残念だけれども、出動がないことはいいこと。このまま平穏に過ぎるように。そう思いつつ国道257号方面へ車を向ける。
 しかし、病院から500メートルも離れないうちに救急車のサイレン音が聞こえてくる。時間帯から交通事故の多い時間、事故で運ばれてくる人かな、と思ったが音は自分の後ろから聞こえてくる。バックミラーを確認すると後方からやってくる。左に車を寄せて停車、すれ違いざまに所属を見るとドクターカーだった。
 ヘリの運航時間外はカー対応。ここは日本で初期にドクターヘリの事業を開始した病院のため、各県から研修で来るフライトドクター、ナースも多いと聞く。その中にこのカー対応も含まれているとか。一つでも多く救える命が増えることを。

 その後安全運転で無事に家に到着。今回は小牧-浜松-東濃の三角ルートで走行距離は約280キロ。さて、今回の飛行機成分、ゴールデンウィークまで持つかな。
コメント (2)
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