東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

森林環境保全整備事業・水木沢天然林(6月25日)

2014年06月27日 22時25分29秒 | 航空機
 なかなか渓谷場外を使って作業をしているところが撮れないカマン。
 別の場所でも作業をしていることは分かっていたが、目撃情報その他情報が乏しすぎ作業エリアの絞込みが行えなかった。

 そんなある日、木祖村観光協会等から国有林整備事業の一環でヘリコプターを使用した木材搬出の情報がアップされていた。
 実施期間は6月17日~7月4日まで。
 実施事業体等からアカギさんを使うことは確定。
 ちょうど21日の代休を取ろうとも思っていたところだったので25日に行くことにした。
 
 都合がつくということでお隣のブログ、ノザワヤさんも参加。
 現地で集合することになった。


 早朝、会社で少し仕事してから木祖村へ。
 この日の新聞にあった自分の干支の運勢は…
 「早朝に我が家に珍鳥飛び来る。思わざる嬉しき珍事有り」

 ラジオは19号沿いのどこかの山の荷揚げをやっていることを告げていた。

 8時10分頃にノザワヤさんからメールが届く。
 まだ作業は行われていないようだった。

 道の駅で休憩し、メールの返信をしたのとほぼ同時に天の声が聞こえる。
 そしてノザワヤさんからも「インサイト」のメールが届く。

 薮原高原スキー場の駐車場を過ぎた頃、ロギング中の機体をインサイト。
 と、同時に会社から電話…。

 水木沢天然林管理棟への入り口を過ぎたところにあった待避所に車を止めて電話で指示する。
 その間にノザワヤさんが自分の車の後ろに来ていたのだった。
 戻らなくてもよくホッとしたのと作業が見れてホッとしたのとノザワヤさんと合流できて安心して一気にテンションが上がってしまった。

 自分が到着するまでにあちこち走り回ったノザワヤさん。
 見えそうな場所があるから、ということでノザワヤさんの車に乗せて貰い移動する。



なかなか引っこ抜くシーンは見れないよね。


 「一度管理棟まで行って見る?そこまでなら行けれるから。」
 という提案に即答して水木沢天然林の管理棟へ。
 県道から少し中に入ったところには何箇所も林道の入り口が。
 そのうち1箇所にヘリ作業による立入り禁止の看板が掲げられていた。

 管理棟駐車場には森林管理署の車と実施事業体の車が数台あった。
 ここまでか~と思っていたら頭上に急にヘリがやって来た。


JA6200 KAMAN K-1200 K-MAX アカギヘリコプター


吊り上げて土場へ。


再び切り出し場へアプローチ。


真下の状態を確認しながら…


向きを変えて…Pさんの顔まで見える!


ゆっくり上昇。


2本を楽々運ぶ。


1往復約2分の作業。こりゃ早いわ。


 この頃から雨が降り始める。
 いつ作業が中止になってしまうかと気を揉んでいたがヘリはお構い無しに作業を進めていく。


森林管理署の人が交代で山へ入っていく。


ガラス越しに撮影したが、降りが結構激しくなってきた。


看板とヘリを入れて。


 森林管理署の方のお話しによれば…

 17日から入林禁止としたのは木の伐採のため。
 ヘリの作業は24日からで、26日には終わる。
 土場とヘリポートは別の場所。
 どんどん写真撮って行って。

 ということだった。


 しばらくして雨は小降りへ。
 11時半には現場離脱しなければいけないというノザワヤさんと別れ、自分はヘリポートへ向かう算段を。
 ゲート付近で工事していた方に車を止めていいか聞くと「好きなだけ止めていいよ~」と工事関係者の駐車帯を指示する。
 車を止めて歩くこと数分。現場に到着した。

 ヘリポートには昨年お世話になったKさんがいるかと思ったら別の方(K林さん)がいた。
 しかも、黒っぽい自分の服装にとても驚いたらしく「熊かと思った」とおっしゃっていた。
 

ヘリが来るまで時間つぶし。黄色のオダマキ。


12時ジャストに戻ってきた。


ヘリも人間も昼食。ベニシジミも昼食かな?


 13時になり午後の部開始。
 Pさんは交代となった。


カマンのエンジンスタート音は独特だな~。


今回のお気に入りの一枚。ちょっと露出ミスったかな。大きい写真はこちら


 これでヘリポートを離脱。
 再び管理棟へ向かう。


さっきよりも近い?一瞬フックが木の間から見えた気がした。


下を確認しつつ…


向きを変えて


引っこ抜く(笑)って3本かい!


 これにてこちらも離脱。
 雨の中を次なる目的地へ向かったのだが…こちらは思ったより遠かった。
 家に着いた頃、雷雨で機械の状況が少々不安だったがもう今日は会社に行く気も無し。


 ボウズでなくて何よりだった今回の遠征。
 しかし、本命は3号機だったためちょっと肩透かしを食らったよう。

 またそのうち会いに行こう。


 今回もノザワヤさん、ありがとうございました。



AX
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする