御嶽のふもと、王滝村。
ここは天然林と呼ばれる人の手があまり入っていない森がある。
毎年この天然林のどこかでロギングが行われる。
しかしそれは本当に奥地で滅多に人目には触れることはない。
それとは別で人工林も沢山あり、いつもどこかでロギングが行われている。
三浦貯水池の方でやっているという情報が入ったので行ってみることにした。
王滝でも本当に奥地なので気合い入れて行ってみよう。
王滝村内にある場外をあちこち確認しながら目的地へ。
目的地付近に着いたがヘリの姿はない。
それどころか場外として使ったと思しき広場があり、ヘリパッドに使っていた砂利を均してあるのを確認。
残念、終わってしまっていたか。
どこか別の場外へ行こうかと王滝村中心部へ向かおうとしたときに対向車が3台やってくる。
細い道だから広い場所で待っていると先頭車のナンバーを見てホッとするやら笑えるやら。
しかも乗っていたのはアカギヘリの営業のHさん。
Uターンして付いて行く。これはきっとアイツが来るはず。
携帯の電波が届か無くなる手前で停車。
今日はどこの現場の仕事か尋ねると教えてはくれたが午前中は待って欲しいと言う。
新しいお客さんのようで、色々と確認事項があるようだ。
こういう時は素直に聞いてどこかで待機するか

山また山。木曽悠久の森とはここのことだ。
今日の仕事場が見えそうな場所へ移動する。
機体は今日現地入りしてそのまま作業をするという。
見晴らしの良い所に立ち、岐阜県方面を眺めていた。
しばらくしてトラックのような音が聞こえてくる。
木材搬出のトラックでも上がってくるのだろう。
どこから来るのかな?
5分ほど待ってもトラックの姿は見えないがエンジン音だけする。
一体何だろう。

8:49 違った、こいつの音だった!

8:50 腹!予想は大当たりだ。

8:53 場外へ向かってアプローチ。
この後、エンジンカットしたようで再び静寂に包まれる。
待つしかないか。

ここは長野県と岐阜県との境。御嶽の向かいになるため携帯の電波を拾う。遠くに見えるのは田の原付近。
しばらくボーっとしていると大型の蝶が飛んでいることに気が付く。
あれ、こいつってひょっとして…

やっぱり、渡りをするアサギマダラだ。

短時間の間に10頭以上の姿を確認。通り道なのかな?
11時頃に再びエンジン音が聞こえてくる。
かなり近い所まで来ているようだが姿は見えず。
そしてまた静かになる。
これはストレスたまる状態だ。
ゲートから場外は歩きで1時間弱の所。
お昼休み後からなら撮影させてもらえそうだからそろそろ場外へ向かうか。
途中、御嶽山の写真を撮りつつ場外へ。
あともう少しで場外に到着するという時にエンジンスタートの音が。
しまった、間に合わなかったか。
戻ろうかと回れ右をした時にHさんが車でやって来る。
「話ししてあるから大丈夫だよ。また写真、お願いね。」
こちらこそ、よろしくお願いします。

土場へアプローチ中のカモフ。ようやくこのシーンが撮れる。

機体も大きいから木の大きさがいまいちわからない。

バブル形の窓から下を確認するS機長。
場外付近からの撮影もOKが出たのでカモフが戻ってくるまでに移動。
場外担当者に挨拶してスタンバイ。

大型の機体が反復運動。下ではダウンウオッシュが凄い。

やっぱり、午後からは逆光になってしまうか。

まずは土場作りと倒木の撤去から。

あと15メートル~
そろそろ小休止の時間。
そう思っていると土場から整備士が一人、場外へやって来る。
受け入れ態勢ができたころ、機長から着陸する旨の連絡が入る。

フックを確保してから機体は降下。

バックが紅葉だったらな~。

着陸。土場にいたSさんもやって来た。真下は本当に危険だ。
約15分の休憩をして次の仕事に備える。
これだけ長く、重い物では機長も機上整備員も神経使うだろうな。

チョークアウト。輪止めが外される。

離陸。ダウンウオッシュが凄くこちらも踏ん張る。
また天然林へ向かうカモフ。
1回の運搬につき往復で6~10分。
何度もシャッターチャンスはあるがバックには雲が出始める。

この日は空気中の水蒸気も多かったのか、べーパーもよく見られた。

1回の運搬で2~3tの木を運んでくる。

JA6955 Ka-32A11BC アカギヘリコプター
これにて現場を離脱。
夕方から仕事に行かなくてはいけないのでね。
Hさんも「もう小一時間もすれば終わるから下まで乗せていくよ?」と言ってくれた。
ありがたいけどお断りして徒歩にて下山開始。
下りなら30分ほどで戻れるし、撮りたいものもあるしね。

ここからは御嶽山がよく見える。

頂上を最大望遠で見てみると社や像が無い。撤去作業中なのだ。

振り返ると土場に下ろしている最中のカモフの姿。ありがとうございました。
車に戻りカンパニーを確認するとやっぱり東邦のB3が仕事をしていたようだった。
とはいえ、これから行っても現地に着くの1時間はかかる。
そのまま会社へ向かって車を走らせた。
数日後、カメラからPCへデータを移して大画面で写真を確認する。
レタッチしても思ったような仕上がりにはなりそうもない。
こりゃリベンジするしかないか。
ここは天然林と呼ばれる人の手があまり入っていない森がある。
毎年この天然林のどこかでロギングが行われる。
しかしそれは本当に奥地で滅多に人目には触れることはない。
それとは別で人工林も沢山あり、いつもどこかでロギングが行われている。
三浦貯水池の方でやっているという情報が入ったので行ってみることにした。
王滝でも本当に奥地なので気合い入れて行ってみよう。
王滝村内にある場外をあちこち確認しながら目的地へ。
目的地付近に着いたがヘリの姿はない。
それどころか場外として使ったと思しき広場があり、ヘリパッドに使っていた砂利を均してあるのを確認。
残念、終わってしまっていたか。
どこか別の場外へ行こうかと王滝村中心部へ向かおうとしたときに対向車が3台やってくる。
細い道だから広い場所で待っていると先頭車のナンバーを見てホッとするやら笑えるやら。
しかも乗っていたのはアカギヘリの営業のHさん。
Uターンして付いて行く。これはきっとアイツが来るはず。
携帯の電波が届か無くなる手前で停車。
今日はどこの現場の仕事か尋ねると教えてはくれたが午前中は待って欲しいと言う。
新しいお客さんのようで、色々と確認事項があるようだ。
こういう時は素直に聞いてどこかで待機するか

山また山。木曽悠久の森とはここのことだ。
今日の仕事場が見えそうな場所へ移動する。
機体は今日現地入りしてそのまま作業をするという。
見晴らしの良い所に立ち、岐阜県方面を眺めていた。
しばらくしてトラックのような音が聞こえてくる。
木材搬出のトラックでも上がってくるのだろう。
どこから来るのかな?
5分ほど待ってもトラックの姿は見えないがエンジン音だけする。
一体何だろう。

8:49 違った、こいつの音だった!

8:50 腹!予想は大当たりだ。

8:53 場外へ向かってアプローチ。
この後、エンジンカットしたようで再び静寂に包まれる。
待つしかないか。

ここは長野県と岐阜県との境。御嶽の向かいになるため携帯の電波を拾う。遠くに見えるのは田の原付近。
しばらくボーっとしていると大型の蝶が飛んでいることに気が付く。
あれ、こいつってひょっとして…

やっぱり、渡りをするアサギマダラだ。

短時間の間に10頭以上の姿を確認。通り道なのかな?
11時頃に再びエンジン音が聞こえてくる。
かなり近い所まで来ているようだが姿は見えず。
そしてまた静かになる。
これはストレスたまる状態だ。
ゲートから場外は歩きで1時間弱の所。
お昼休み後からなら撮影させてもらえそうだからそろそろ場外へ向かうか。
途中、御嶽山の写真を撮りつつ場外へ。
あともう少しで場外に到着するという時にエンジンスタートの音が。
しまった、間に合わなかったか。
戻ろうかと回れ右をした時にHさんが車でやって来る。
「話ししてあるから大丈夫だよ。また写真、お願いね。」
こちらこそ、よろしくお願いします。

土場へアプローチ中のカモフ。ようやくこのシーンが撮れる。

機体も大きいから木の大きさがいまいちわからない。

バブル形の窓から下を確認するS機長。
場外付近からの撮影もOKが出たのでカモフが戻ってくるまでに移動。
場外担当者に挨拶してスタンバイ。

大型の機体が反復運動。下ではダウンウオッシュが凄い。

やっぱり、午後からは逆光になってしまうか。

まずは土場作りと倒木の撤去から。

あと15メートル~
そろそろ小休止の時間。
そう思っていると土場から整備士が一人、場外へやって来る。
受け入れ態勢ができたころ、機長から着陸する旨の連絡が入る。

フックを確保してから機体は降下。

バックが紅葉だったらな~。

着陸。土場にいたSさんもやって来た。真下は本当に危険だ。
約15分の休憩をして次の仕事に備える。
これだけ長く、重い物では機長も機上整備員も神経使うだろうな。

チョークアウト。輪止めが外される。

離陸。ダウンウオッシュが凄くこちらも踏ん張る。
また天然林へ向かうカモフ。
1回の運搬につき往復で6~10分。
何度もシャッターチャンスはあるがバックには雲が出始める。

この日は空気中の水蒸気も多かったのか、べーパーもよく見られた。

1回の運搬で2~3tの木を運んでくる。

JA6955 Ka-32A11BC アカギヘリコプター
これにて現場を離脱。
夕方から仕事に行かなくてはいけないのでね。
Hさんも「もう小一時間もすれば終わるから下まで乗せていくよ?」と言ってくれた。
ありがたいけどお断りして徒歩にて下山開始。
下りなら30分ほどで戻れるし、撮りたいものもあるしね。

ここからは御嶽山がよく見える。

頂上を最大望遠で見てみると社や像が無い。撤去作業中なのだ。

振り返ると土場に下ろしている最中のカモフの姿。ありがとうございました。
車に戻りカンパニーを確認するとやっぱり東邦のB3が仕事をしていたようだった。
とはいえ、これから行っても現地に着くの1時間はかかる。
そのまま会社へ向かって車を走らせた。
数日後、カメラからPCへデータを移して大画面で写真を確認する。
レタッチしても思ったような仕上がりにはなりそうもない。
こりゃリベンジするしかないか。