それは4月中旬の頃だった。
GW中の休日出勤の日を決める時に「どこか行こうか」と何気なく言った。
そういえば新穂高ロープウェイ乗ったことがない、とお袋が言う。
そのうちじいちゃんと二人で泊りがけで行くか、とも。
それもいいけどどうせなら皆で行かない?と言うと反対意見は無し。
それじゃ5月5日に行こうか。
当日は朝早く出発。
前日まで天気予報ははっきりしなかったが外を見ると晴れ。
途中でコンビにに寄って朝食を調達。
ここで少しのんびりしすぎた。
高山を過ぎたくらいから長女が退屈すぎて大変に。
トイレ休憩で寄った所も人が多くGW真っ只中であることを感じさせた。
そして駐車場に着いたのは1時間20分ディレイ。
お昼ご飯を松本に降りてからにしようと思ったのに…。
車を降りてようやく元気になった長女。
すぐに往復のチケットを買って待合室へ。
そこかしこに貼られている案内板を見ると4か国語ほどで表記されている。
そして待合室で聞こえる言葉も色々な言葉。
外国のガイドマップとかにも載っているのか、昇龍道効果か…。
早めに並んだので改札口はすぐそこ。間もなく自分たちの乗るゴンドラが到着する。
待っている間に聞き慣れたヘリの音が聞こえてくる。
思わず心の中でガッツポーズ。
あとは周りに悟られないようにと、出動がかからないことを祈るのみだ。
改札口が開き、改札を受けてプラットホームへ。
そこには2階建てのゴンドラが待っていた。
ばあちゃんの手を引いて乗り込む長女。次女は恐々と乗車。
椅子のある席が空いていたため子供とジジババを座らせる。
ドアが閉まり発車ブザーが鳴るとタラップが外れ、ゴンドラはゆっくりと上昇を始める。
駅舎以上の高さとなって視界が開けた瞬間、ゴンドラ内からは「うわ~」と感嘆の声が上がる。
中間で下りゴンドラとすれ違い。相対速度は結構早い。
外の景色に見とれている間にゴンドラは西穂高口駅に到着。
展望台に向け階段を上がっていく。
人がいっぱいだがその景色に息を呑む。
望遠で撮影すると穂高岳の山頂等に登山客の姿が見える。
山の景色を満喫した所で今度は子供達を遊ばせる。
子供達にはこれが目的だった。
人工雪ではなく本物の大雪。
融けてようやくこの高さの雪。冬は一体どれだけ積もるのやら。
子供達には防水の靴を履かせて来れば良かったと後悔。
でも雪の壁をみてはしゃいでいたし、だんだん手が冷たくなって満足したようでよかった。
子供達が雪と戯れている時、自分の目標が着陸したようだった。
ではそろそろ地上に戻りますか。
帰りのゴンドラもちょうどタイミングが合い子供やジジババは座って景色を楽しんでいた。
自分はと言うと…
ガラス越しだから辛いな~。音が聞こえた通り着陸していた。こちらが行くまで実動あるなよ~。
鍋平高原駅に到着してちょっとのんびり。
平湯トンネル近くまで行けばドライブイン的なものがあるがそれまでに子供達がお腹が空いてしまう。
朝ご飯で買ったパンの残りを皆で食べてから出発。
そこで自分が「この近くに景色が良く見える橋があるから行ってみない?」と提案。
全員からの承諾を得てそちらへ向かう。
駐車場から5分もしないうちに北アルプス大橋に到着。
その寸前、下り坂を降りている際に目標の青い背中が見えて心の中でニヤリ。
橋手前の駐車場に車を止めると大人全員から
「これが目的だったんか!」
待機中の山岳隊の方に声をかけ撮影許可を頂く。
ここまで来れるとは思わなかったよ。
長女だけがついてきたので記念撮影。
JA110G Bell412EP 岐阜県警「らいちょうII」 ようやくこのシーンが撮れた。
5月3日に某所で撮影したことを話すと隊員さんが驚く。
そりゃそうだよな(笑)
あまり長居しているとジジババやヨメが怖い。
挨拶して場外を後にする。
じいちゃんがちゃんと皆を入れて撮ってくれた。
ここで記念撮影している人が結構いたから自分の言葉に嘘がなかったと証明できて一安心。
それに曇りと思っていたらこれだけ天気に恵まれ念願だった景色が見れたお袋は「本当にありがとう!」と言ってくれた。
もし来るなら次は秋かな?
さて、それでは松本側へ抜けましょう。
とはいえ松本まで出ると昼ご飯を食べ損ねてしまう。
そこで「アルプス街道 平湯」にてお昼ご飯とした。
高山ラーメンのつけ麺を選んだ自分。ここは濃飛バスの平湯バスセンターでもあるため色々なラッピング車が来る。
お腹もいっぱいになったところで再度出発。
朝が早かった子供達のうち、次女はすぐ寝たが長女は粘る。
しかし松本空港にもうすぐ着くと言う頃に寝てしまったのだった。
休憩も兼ねて西側駐車場へ。
そこには蒼い鳩さんが待っていた。
14:23 JA9784 AS350B 東邦航空・テレビ信州取材機
14:29 JA666C DA42
14:39 ギャラリーに手を振るキャプテンとコパイさん。
14:42 沢山のギャラリーに見守られて出発。
さて、自分が撮りたかったのは警視庁の機体。
約1時間前にパトロールに出たと蒼い鳩さんに聞いたため間もなく帰って来るかと待っていたが来なかった。
車内には家族も待っているからこれにて撤収。
松本ベースのスポッターの方達は空港の北東方向を気にしている。
どうやら山火事が起きているようで、結構長い時間燃えているようだという。
そうなると山梨から応援機が来るかもな。
塩尻北から高速に乗り、塩尻インター手前2キロ辺りで警視庁のヘリをインサイト。
残念だがこういうこともあるよね。
飯田インターを過ぎた頃、南の山の方に煙が見える。
山火事かな?と心の中で思った所にじいちゃんも「ありゃ山火事だな」と元本職が言う。
結構遠い感じだが、静岡の機体が相互応援で来るのかも。
そしてこの山火事がまさかあんなことになるとは…それはまた後日。
家にはほぼ予定時間通り到着。
ロングドライブだったが子供達も結構頑張ってくれた。
そして本当に天気が良くみんなが景色を楽しめた。
今度はもう少し近場でどこかに行こうかな。
GW中の休日出勤の日を決める時に「どこか行こうか」と何気なく言った。
そういえば新穂高ロープウェイ乗ったことがない、とお袋が言う。
そのうちじいちゃんと二人で泊りがけで行くか、とも。
それもいいけどどうせなら皆で行かない?と言うと反対意見は無し。
それじゃ5月5日に行こうか。
当日は朝早く出発。
前日まで天気予報ははっきりしなかったが外を見ると晴れ。
途中でコンビにに寄って朝食を調達。
ここで少しのんびりしすぎた。
高山を過ぎたくらいから長女が退屈すぎて大変に。
トイレ休憩で寄った所も人が多くGW真っ只中であることを感じさせた。
そして駐車場に着いたのは1時間20分ディレイ。
お昼ご飯を松本に降りてからにしようと思ったのに…。
車を降りてようやく元気になった長女。
すぐに往復のチケットを買って待合室へ。
そこかしこに貼られている案内板を見ると4か国語ほどで表記されている。
そして待合室で聞こえる言葉も色々な言葉。
外国のガイドマップとかにも載っているのか、昇龍道効果か…。
早めに並んだので改札口はすぐそこ。間もなく自分たちの乗るゴンドラが到着する。
待っている間に聞き慣れたヘリの音が聞こえてくる。
思わず心の中でガッツポーズ。
あとは周りに悟られないようにと、出動がかからないことを祈るのみだ。
改札口が開き、改札を受けてプラットホームへ。
そこには2階建てのゴンドラが待っていた。
ばあちゃんの手を引いて乗り込む長女。次女は恐々と乗車。
椅子のある席が空いていたため子供とジジババを座らせる。
ドアが閉まり発車ブザーが鳴るとタラップが外れ、ゴンドラはゆっくりと上昇を始める。
駅舎以上の高さとなって視界が開けた瞬間、ゴンドラ内からは「うわ~」と感嘆の声が上がる。
中間で下りゴンドラとすれ違い。相対速度は結構早い。
外の景色に見とれている間にゴンドラは西穂高口駅に到着。
展望台に向け階段を上がっていく。
人がいっぱいだがその景色に息を呑む。
望遠で撮影すると穂高岳の山頂等に登山客の姿が見える。
山の景色を満喫した所で今度は子供達を遊ばせる。
子供達にはこれが目的だった。
人工雪ではなく本物の大雪。
融けてようやくこの高さの雪。冬は一体どれだけ積もるのやら。
子供達には防水の靴を履かせて来れば良かったと後悔。
でも雪の壁をみてはしゃいでいたし、だんだん手が冷たくなって満足したようでよかった。
子供達が雪と戯れている時、自分の目標が着陸したようだった。
ではそろそろ地上に戻りますか。
帰りのゴンドラもちょうどタイミングが合い子供やジジババは座って景色を楽しんでいた。
自分はと言うと…
ガラス越しだから辛いな~。音が聞こえた通り着陸していた。こちらが行くまで実動あるなよ~。
鍋平高原駅に到着してちょっとのんびり。
平湯トンネル近くまで行けばドライブイン的なものがあるがそれまでに子供達がお腹が空いてしまう。
朝ご飯で買ったパンの残りを皆で食べてから出発。
そこで自分が「この近くに景色が良く見える橋があるから行ってみない?」と提案。
全員からの承諾を得てそちらへ向かう。
駐車場から5分もしないうちに北アルプス大橋に到着。
その寸前、下り坂を降りている際に目標の青い背中が見えて心の中でニヤリ。
橋手前の駐車場に車を止めると大人全員から
「これが目的だったんか!」
待機中の山岳隊の方に声をかけ撮影許可を頂く。
ここまで来れるとは思わなかったよ。
長女だけがついてきたので記念撮影。
JA110G Bell412EP 岐阜県警「らいちょうII」 ようやくこのシーンが撮れた。
5月3日に某所で撮影したことを話すと隊員さんが驚く。
そりゃそうだよな(笑)
あまり長居しているとジジババやヨメが怖い。
挨拶して場外を後にする。
じいちゃんがちゃんと皆を入れて撮ってくれた。
ここで記念撮影している人が結構いたから自分の言葉に嘘がなかったと証明できて一安心。
それに曇りと思っていたらこれだけ天気に恵まれ念願だった景色が見れたお袋は「本当にありがとう!」と言ってくれた。
もし来るなら次は秋かな?
さて、それでは松本側へ抜けましょう。
とはいえ松本まで出ると昼ご飯を食べ損ねてしまう。
そこで「アルプス街道 平湯」にてお昼ご飯とした。
高山ラーメンのつけ麺を選んだ自分。ここは濃飛バスの平湯バスセンターでもあるため色々なラッピング車が来る。
お腹もいっぱいになったところで再度出発。
朝が早かった子供達のうち、次女はすぐ寝たが長女は粘る。
しかし松本空港にもうすぐ着くと言う頃に寝てしまったのだった。
休憩も兼ねて西側駐車場へ。
そこには蒼い鳩さんが待っていた。
14:23 JA9784 AS350B 東邦航空・テレビ信州取材機
14:29 JA666C DA42
14:39 ギャラリーに手を振るキャプテンとコパイさん。
14:42 沢山のギャラリーに見守られて出発。
さて、自分が撮りたかったのは警視庁の機体。
約1時間前にパトロールに出たと蒼い鳩さんに聞いたため間もなく帰って来るかと待っていたが来なかった。
車内には家族も待っているからこれにて撤収。
松本ベースのスポッターの方達は空港の北東方向を気にしている。
どうやら山火事が起きているようで、結構長い時間燃えているようだという。
そうなると山梨から応援機が来るかもな。
塩尻北から高速に乗り、塩尻インター手前2キロ辺りで警視庁のヘリをインサイト。
残念だがこういうこともあるよね。
飯田インターを過ぎた頃、南の山の方に煙が見える。
山火事かな?と心の中で思った所にじいちゃんも「ありゃ山火事だな」と元本職が言う。
結構遠い感じだが、静岡の機体が相互応援で来るのかも。
そしてこの山火事がまさかあんなことになるとは…それはまた後日。
家にはほぼ予定時間通り到着。
ロングドライブだったが子供達も結構頑張ってくれた。
そして本当に天気が良くみんなが景色を楽しめた。
今度はもう少し近場でどこかに行こうかな。