近鉄の汎用特急車以外のデザインはスピード感をアピールしたものが多いですね。
プレミアムを謳う『しまかぜ』ですら先頭部はエッジを多用したデザインです。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f5 1/1300sec ISO100 -1.3EV (24mm)
でも同じ近鉄のライナー系特急車にも優しい色合いと形状を兼ね備えた系列が存在しています。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Pモード f3.2 1/640sec ISO100 (9mm)
それは近鉄狭軌路線を走る26000系『さくらライナー』です。
多くの点でアーバンライナー(現・plus)21000系に準じた車体ですが前頭部の傾斜は
21000系よりも緩やかになりスピード感を抑えた形状です。
アーバンライナーnext 21020系と同じ2編成のみの存在で2011年の春からリニューアルを受けて
『さくらライナー』に相応しいピンク系のグラデーションラインを纏った外観となりました。
私自身もリニューアルを受けた『さくらライナー』も目にするのは初めてです。
K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
TAvモード f6.3 1/640sec ISO400 (108mm)
今回は初の吉野までの乗り鉄なので適当に駅のホームから撮影しただけなのですが
優しい雰囲気溢れる『さくらライナー』の姿を捉える事が出来ました。
おまけ?編として現役特急車として最古といえる16000系、それも唯一の4両編成の
姿を捉える事も出来ました。
K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
TAvモード f7.1 1/640sec ISO640 (70mm)
11400系エースカーをベースに狭軌の南大阪・吉野に合致した仕様でデビューした16000系。
そのスタイルは私の世代のファンには一番“近鉄特急”を感じるテイストに満ち溢れています。
この2日間で一番新しい近鉄特急と一番古い近鉄特急に会う事が出来ました。
これからも魅力を感じるこれら車両達の姿をしっかりとカメラに収めたいですね。