毎年、2月に入ると「おひなさん」を飾ります。
当人である長女は、本日不在。
朝早くから夕方までの長丁場にて高校で、模試に臨んでいます。
そのため、奥さんと二人で飾ることになりました。
基本的に、この17年間は台を組み立てるだけが私の役目。
後の飾り付けは、奥さんと長女の女性陣の役目となっていました。
しかし、今年は飾り付けを私が手伝わなければなりません。
まずは、押入れから箱を出してきます。
そして、がさごそと備品を出します。
それから、ひな壇を組み立てていきます。
ひな壇が出来上がると人形などの飾り付けです。
こんなことが、無茶苦茶面倒くさい私。
ついつい横着に人形を扱っていると、首がズボッと抜けてしまいました。
この白い首が妙に不気味であります。
「堪忍しておくれやす。」と首を差し込み、元の姿に戻します。
と言うことで、無事に五人囃子の一人の首がつながりました。
それからも、太鼓や笛、弓矢など小道具がポロポロと取れたりで、イライラ感が募ります。
しかし、何とか完成しました。(実作業時間は、約1時間。)
最近では、こんな7段飾りなんてあまり見なくなり、2段や3段で大きく豪華なものが多くなってきたようです。
そうすると飾り付けや片付けも楽ちんになります。
そして、おひなさんは見た目はきれいですが、持って遊ぶこともできず眺めるだけ。
まったく楽しくありません。
それに長女も高2で、関心も低下。
ひなまつりパーティをするでなし、飾るだけ飾ったら、誰いない寒い座敷で人目にも触れず放ったらかし。
これでは、実にかわいそうと、人形さん達に同情してしまいます。
雛祭りの日が済めば、早く片付けないとお嫁にいけなくなる、などと言われ、バタバタ片付けることに。
はてさて、何のためのひな人形なのだろう?