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「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」/東京都美術館・「ポンペイ展」/東京国立博物館

2022年03月12日 | 関東編(内訳)

3/8(火)都内の通院ついでに夫婦で行って参りました。小雨なせいか医大はいつもより空いていました。妻と待ち合わせて「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」/東京都美術館へ。


主だった展示はフェルメール1点とレンブラント1点かな。ヤン・デ・ヘームの花は好みでした。フェルメールに合わせてか、精密な筆調です。
   
日本人大好きフェールメール。妻はフェルメールを一人で見に行くほどです。空いている方ですが、行列でゆっくり移動しながらの展示でした。

となりの「ポンペイ展」/東京国立博物館へ。私はコチラが見たかったのです。ポンペイは現地ツアーでも検討しましたが、フリーで市内観光やアッピア街道ハイキングを選んでしまいました。ローマからは「ポンペイ」と「アッシジ&オルビエート」のツアーが魅力的でした。

ポンペイは西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火で埋もれた都市です。ショボイと思ったら150点も! 街並みや壁や床のモザイクは持って来れませんが、見応えあって非常に楽しめました。もちろん世界遺産の一部となります。

最初からインパクトがあります。女性だそうです(合掌) 展示物は全て2000年近く前の物(人)となります。日本だったら全て国宝ですね。

1700年近くも埋まっていましたので、盗掘に晒されませんでした。館の中庭や屋内etcにあったものは今でも健在です。

ポンペイは港湾都市&ローマの別荘地区ですので、富裕層が多かったのです。人口は約1万人とされ下水道も完備でした。ここからアッピア街道を通ってローマへ運ばれるのです。

アッピア街道です。いまでも当時の石畳が残っています。


邸内の「水盆に設置された像」で金が残っています。2枚目も皺がリアル。当時、実在の女性権力者に送られた像でやはり邸内にありました。


奥に見えるのはブロンズ製の金庫で、鍵穴もありました。2枚目は右手にピック、左手には竪琴を持っていました。これも邸内です。


この2体はヴェスヴィア山の北、ソンマ・ヴェスヴィアーナで発掘されたもの。壁に埋め込まれていた像です。ここも470年頃の噴火で埋まりました。屋外ですので腕が飛んでいます。





これは、賃貸の宣伝です(看板ではなく壁面ですね) 日本には邪馬台国も無い時代ですが、浴室付きの賃貸って・・・もう日本とは1000年以上の差があります。


運べるサイズのモザイク画です。


石ですので色も完全には褪せません。





こちらの女神は紀元前15~50年ですので、当時はちょっと古い名画だったのかも。フレスコ画です。元祖顔料ですので石や宝石の類で熱にも強いのでしょう。


どの階層にも死が訪れること、車輪は"運"を、右には"貧困"左には"富と権力"を表しています。当時は奴隷社会でしたからね。

余談ですがイタリアやスペインなどはタコを食べるのですよね(パエリアとか)

これは飼い猫ではなく山猫かなー 2枚目のテーブル面もモザイクです。


庭や噴水に置かれていたものです。


「ワイン用の壺」です。2枚目は「湯沸かし」とか。溶岩や石がへばり付いています。


「秤」です。日本は古墳時代の前の弥生時代です。稲作で集落を作って生活していた時代です。登呂遺跡ですね。2枚目は「火鉢」だそうです。


青のガラスに白のガラスを貼って削ったものです。2枚目はエジプトの壁画がデザインされています。時代はクレオパトラから100年後となります。


パン屋のフレスコ画ですが、パンそのものもありました。2000年も経てばほぼ化石です。


装飾品です。ネックレスとか金で重そうです。


目力あるなー


もう少し明るいと見やすかったのですが、痛むから仕方ないですね。体調が悪かったのですが忘れる面白さでした♪

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