旅行、ときどき車弄り

「カテゴリ」から旅行の内訳に入れます。宿泊料は、@とあれば2名様です。妻の「ゆるみくじ」も随時UPしております。

(前編)門司港・秋芳洞・秋吉台・別府弁天池・雲林寺・萩・津和野・元乃隅神社・角島大橋・防府/湯田温泉 松田屋、湯田温泉 古稀庵、長門湯本温泉 大谷山荘

2019年03月18日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

3/9-13(土~水)夫婦旅行です。今回の旅行は妻の観光がメインとなります。私は2013&2015年にソロで訪れていますので。9(土)は妻の仕事に合わせて最終便19:10で山口宇部空港へ。羽田の展望デッキにはアマチュアカメラマンが並びます。私は花粉で無理!


新山口駅までは最終のリムジンバスです。綺麗な駅でした。23時に営業している居酒屋はチェーン店のみ。「魚鮮水産」が混んでいたので入ってみました。イカだけは美味しかったです。「銀次」には客が1組しか居ませんでしたね~。
 



まずは、「旧門司三井倶楽部」へ。大正10年築。アインシュタインが宿泊した時の環境を再現しています。林芙美子の記念室があって、時系列で整理されております。ここはお勧めです。詳しくは2015年のブログを参照ください。今回リニューアル中だった「海峡レトロ通り」もUPされていますので。



復元中の「門司港駅」が3/10本日よりお披露目です。日曜日なので凄い人出でした。駅舎の屋根も良い感じで制服もレトロ調です。最後の写真は昭和初期のもの。






「海峡プラザ」です。「焼きカレー」を食べようと思いましたが、どこの店も満員でした。河豚の干物etcを買いました。

海峡プラザの先は「旧門司税関」(左のレンガ)と「大連友好記念館」です。

「大連友好記念館」は2015年訪問時には「国際友好記念図書館」でした。東海汽船が大連に建てた事務所で、1926年には図書館に変わりました。「日本橋図書館」という名称だったそうです。これはコピー建築で1995年に完成しました。現在では休憩所になっています。雰囲気が変わってしまいました。



「旧門司税関」です。明治45年築。焼けた跡も残っています。空襲ですよね、たぶん。内部は相変わらず税関の宣伝コーナーですが2Fは整備されて休憩コーナーとなりました。



「関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)」に車で移動しましたが、先に書いたとおりで「海峡レトロ通り」はリニューアル中です。

向かいの「旧大連航路上屋」昭和4年築へ寄りました。ここが当時の国際旅客ターミナルでした。こちらも2015年版ブログに詳しく書いてあります。爺さんが満州に渡った船の写真がありました。




土砂降りのなか、「秋芳洞」へ。妻は2回目、私は3回目です。ここは歩くと往路が登坂、帰路が下りの往復となります。まず車を置いたらバスで「黒谷口」まで行きます(190円)。ここからなら下り片道で駐車場所まで戻って来れます。早いし楽です。



国内の鍾乳洞ではココが最も広くて開放感があります。

















何回見ても飽きませんね。妻も久々で楽しめたようです。


宿は「湯田温泉 松田屋」です。2013年にも泊まっています。【本館(旧館)】「含雪」 源泉掛け流し露天風呂(和洋室) @37,800円 前回は「雪舟」でした。2枚目の写真は西郷・木戸・大久保会見場所の復元だそうです。

明治末の建屋ですし江戸時代からの老舗です。部屋名の「含雪」とは「山県 有朋」の署名(書や句で使う)です。掛け軸も「山県 有朋」直筆ですが、意味が分からない・・・(苦笑) 加湿器が2台あるのはGOOD、鍵が1本は価格的に厳しいです。無料の貸切風呂が2ヶ所ありますし。 





部屋食です。前回のフク料理の方が美味しかったです。フク飯は妻には合わなかったようです。刺身も今一歩ですね。大浴場は塩素臭です。

しかし、部屋付露天は湯量豊富で塩素臭なく最高でした。少しツルツルしますがph9.2にしては弱めかな。タープがあるので雨でも濡れませんでした。勿論、「維新の湯」も塩素臭はありません。

「維新の湯」に付加価値を感じないと割高かも知れませんね。あと、他の部屋にも「伊藤博文」の掛け軸とか多いので、泥酔する奴や足腰の弱い高齢者は泊まらん方が良いです。破くと高いでしょう。あと、濡れた靴を乾かしてくれたのには助かりました。

翌日は「津和野」へ。またも雨です。2015年に画像が多いです。




濁っているので鯉が見えません。ゆずソフトは美味しかったそうです。






「太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」 昭和44年築 ここには妻の希望で"おみくじ"を引きに参りました。車で直付けできますが麓から鳥居の参道を登ることもできます。



お供えSETです。景色も良いので津和野に来たら寄りましょう。




萩の「雲林寺」です。通称"猫寺"です。





記念撮影コーナーです♪ このために三脚まで持参しました(笑)



住職から茶を入れて貰いました。休憩室があるのです。今度は猫のみくじを引きます。


漸く晴れてきました。萩の「松陰神社」です。妻は2回目ですが私は初めてです。「松下村塾」です。



こちらは「杉家旧宅」です。 吉田松陰が伊豆下田でアメリカ渡航に失敗して父 杉百合之助預けとなり、謹慎しました。やがて松陰は松下村塾を主宰します。



この三畳半で暮らしたそうです。といっても父親の屋敷ですから待遇は悪くなかったのかも。

車で「明倫館(明倫学舎)」へ移動します。ここは妻も私も初めてです。萩藩の藩校で桂小五郎もここで松陰の教えを受けました。世界遺産のビジターセンターになっています。



机etcは新たに作ったもので、昔の奴ではありません。学校施設だけなら明治初期の旧開智学校のほうが見応えがありますが、ここでは幕末~明治維新の流れが学べます。





前回の旅程では、時間的に省いた場所です。私はココと「周防国分寺」が今回の旅の目的でした。予想より今風な感じでしたね。

萩の城下町周辺へ。ここは主に町人が住んだ区画です。右が「菊屋家住宅」で左が「旧久保田家住宅」です。
  



 
この右下の籠みたいな奴は、上から羽織を掛けて中で香を炊いて匂いを付ける道具だそうです。

この時計は、岩倉使節団のときに伊藤博文がアメリカで土産に買った物だそうです。しかも動いています。凄い。雛壇は江戸時代の物。



お向かいの「旧久保田家住宅」です。前回は普通に見学できましたが、今は節句ですので雨戸が閉まって雛壇が展示されていました。ほとんどが昭和初期のものでした。平常なら地下蔵とかも見れるのですけどね。奥に立っている市松人形が怖いです。あんなの部屋にあったら眠れん。





土塀を歩きつつ「高杉晋作生家」へ。側用人の屋敷だけあって広いです。







再び土塀を歩きつつ「木戸孝允旧宅」へ。この辺りをのんびり散策するのは楽しいのですが、我々は時間ギリギリでした。





萩博物館の駐車場を利用するのが便利です。やたらと夏ミカン?がなっていました。今回のレンタカーは大分・熊本ツアーと同じFITです。




宿は「長門湯本温泉 大谷山荘」 山側・露天風呂付プレミアムスイートB×特別会席 @42,120円 このホールは安倍総理がプーチンを迎えたところですね。





設備は最高ですが大浴場は塩素臭です。しかも部屋の源泉掛け流し半露天は、夜間に温泉の供給が停止します。 これは酷いです。朝から供給されますが熱湯が溜まるのは食後です。部屋風呂にはいつでも入れないとね。



食事はここも今一歩です。価格的に朝食バイキングは無いですし、部屋の設備以外に魅力を見出せませんでした。11月の九州の3宿の方がお勧めかな。

後編へ続く

余談ですが"おみくじ"の干支キャラは同じ物がどこにでもあります。できればご当地物が良いですね。


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