あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

水木先生、さようならお達者で!

2015-11-30 | from:sachiaki
もうね、言葉が紡ごうとしてもうまく出てこないんですけれど、
水木しげる御大が逝去されてしまいましたね。
哀しいとかむなしいとか、悔やむとかそういうのはまったくないんだけど
なんていうか、あぁ先生とうとう本物の妖怪になってしまったのだなぁとか
そういう感じで受け止めつつもジンワリと淋しさが湧いてきているsachiakiです。

もともと知り合いでもなんでもないけれど、
先生が語り継いでくれた妖怪の話とか、この世とあの世とか
子供時代からずっと側にあったせいで、すっかり血肉となっていたので
今更先生がいないっていうことについては何もないのに
なんとも言い表しにくい状態になっているわけです。

先ほどTwitterのタイムラインを見ていたら
「水木しげる先生はお亡くなりになられたのではなく
 次は妖怪として生を送るのだという認識ができあがりつつあるTLを見てると
 神話の神々や聖人はこうやって産まれたのかと思えてくるので
 今恐らく私は人びとの間に一柱の神が誕生した瞬間に立ち会っているに違いない」


というツイート(@aoieshino)を拝見し、あぁなるほど
それでなんとなく神妙とした気分なのかもしらん。
なんてことを思ったりしていたのでした。

今でこそ「妖怪が好きだ」って言っても笑われることなんてないけれど、
小学校の時に夢中になって読んだり、アニメのゲゲゲの鬼太郎に夢中になり過ぎて
前髪で片目隠してたとかさ、もう黒歴史も黒歴史だったりするわけだけど、
当時はそんな黒歴史を共にしてくれる人なんて1人か2人でさ
そりゃもう肩身の狭い思いをしていたもんですけれどねぇ(^^;
それに比べて今「妖怪好き!」って言うと、「え!妖怪?どいつどいつ?誰の絵で好き?」とか
「どこそこ美術館で浮世絵の妖怪見られるよ!」とか、
「百目のコスプレしちゃった☆」とかびっくりするくらい反響があって
えー!こんなに妖怪好きいたの!?ていうか、みんな詳しいな!!!ってなってるのが不思議なくらいですw

と、話が少し逸れてしまったけれど
妖怪が好きというか、私の片目隠しキャラ好き第一号は確実にこの鬼太郎君なわけで、
正義に燃え、強きを挫き弱きを助く、そんな強くて優しい人(妖怪だけど)になりたくて
追いかけ続けたキャラクターの一人でもあります。
まぁ原作読んだ時に「え!あれ!!鬼太郎けっこうズルいぞ!!」とかそういう衝撃はあったけどねwww
それでも私の中の一つの軸にはなっているキャラクターだけに思い入れは強かったりして。

そんな一人の人間のイデアにまで昇華させてしまった漫画の神様(手塚さんはとりあえずここで置いておいて)
いや、この場合妖怪かw
どうかあの世でも愉快に暮らして、先立たれた先生たちと仲良く過ごされて下さい。
鳥取に参った際には妖怪神社にも立ち寄ります。

水木先生、本当にありがとうございました。

コメント
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