あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

今日はTED借りて見てたよ。

2016-08-13 | from:sachiaki
2もやったっていうのに、1だけ借りて来て見てました。
うんと、感想は元ネタがわからないのが多すぎて
ケロロ軍曹(ガンダムヲタク向けアニメ)を初見で楽しむにはハードルが高い!
って感じに近いなと思いましたw

どうも。今日は眠くて仕方ないので早々に寝るつもりのsachiakiです。

墓参りにて草むしりとかして、帰宅してから昼寝して、起きたらプールで1km泳ぐってして
そこからビデオ1本見てってしてたら体力の限界ですw

そこそこ充実した1日でした。

TEDのもう少し詳しい感想は書くかもしれないし、
書かないかもしれないですが、多分書かないと思います。

明日は出かけているので、最後の15日にパンズラビリンスとビッグリボウスキーを見る予定です。
そんなところ。

それではまた明日。
モイモイ☆
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映画三昧な休日

2016-08-13 | from:sachiaki
てことでね。
ひたすら映画を観ているsachiakiです。
映画っても映画館でなくてDVDもしくはブルーレイでなんですけれど。

この日記前に上げた時は『プラトーン』と『ブルーベルベット』の感想を上げていましたが、
今日は『未来世紀ブラジル』と『羊たちの沈黙』と『ブレードランナー』でございますよ。

ちなみに私が良いなと思った順も
未来世紀ブラジル>>>羊たちの沈黙>>ブレードランナー
って感じです。
今回借りた中で一番『未来世紀ブラジル』が面白かったw
一緒に観ていたパンダには趣味が悪いってなじられましたけどw

『未来世紀ブラジル』はほぼ現代の話なんだけれど、現代のネットでできるインフラ系が
剥き出しの配管とダクトで見える世界と思って下さい。
そんで、インフラは全て政府が握っていてちょっとでもハミ出す(例えば勝手に配管の修理をするとか)と
情報剥奪局ってところからいきなり役人(SWATみたいな特殊警官)がやって来て
あっという間に拘束服を被せられ、拷問によって大変な目にあいます。
拷問も政府の仕事なので国の予算から出ます。
それでも拷問にかかる諸経費がかかるので、そのお金は国からではなく
かけられる本人もしくはその家族に請求がいくというシステムになっています。
私たちがこのままの統制管理社会が続いてしまったら
こういうディストピアが待っているんだろうな?って感じの世界です。
そんな世界ですけれど、政府関連(情報整理局、情報剥奪局、などの情報管理職)についていれば安泰で
主人公の母親なんかは相当な高齢なのにも関わらずシワ伸ばしの整形手術に夢中だったりします。
昨日観ていた『ブルーベルベット』と同じく、同じ世界に生きていても
視点をほんの少しズラすだけで「この世はとても不思議なところね」ってヤツになるんですね。
『ブルーベルベット』は重たい悪夢をシリアス調で見せるのに対し、
『未来世紀ブラジル』はひたすらブラックジョークで話が進んでいきます。
主人公が仕事場で書類がガンガン届くのにイラついて、
書類を届けるダクトを塞いでみたら、廊下にまで突き出しているダクトが破裂し
書類が撒き散らされたり、酸で整形手術をするおばさんが出番が来るたびに包帯の量が増えていたり
笑うしかないという小細工がそこかしこに展開されていてとにかく笑いっぱなしの作品でありました。
最終的には主人公は拷問の最中に空想の世界に逃げ込み、そこでハッピーエンドを迎えるんだけど
現実では死んでました!ってオチなのよねぇ。
思わずHAHAHAとアメリカ人笑いしちゃったわい。
情報管理社会に対するアンチ映画と言われているけれど
私は純粋に世の中っていうのは最高に喜劇でファンタスティックだから
めげずに笑い飛ばしてブラックジョークにしてしまえば良いって思いました。

とにかく酷い映画でしたので、ギャグコメディなのかな?って思いながら見ると火傷しちゃうぞ☆
ってところだけ忠告しておきますw
でもテリーギリアムの作品なだけに、映像は超絶ロマンティックで幻想的なのでうっとりしちゃいますよ。

で、『羊たちの沈黙』。
重い。
観てるだけでこちらが病みそう。
以上です。

昔猟奇殺人モノばかり読んでいたせいか、犯人の心理とかなんとなく読めるというか
ストーリー上こうなるよなぁって思う筋書きだったので
期待通り、想像超え未満って感じでした。
(むごい話を貪りたいなら、海外ノベルの『検死官スカーペッタ』のシリーズがオススメですよ……)

で、ラスト『ブレードランナー』。
話が詰め込まれすぎて、うまく消化できてない感じがするので
原作になった「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック」を読む方が面白そうだなっていうのはあるものの
あの圧倒的な世界観の仕上がりには息を飲むモノがありました。
あの世界観があったからこそのAKIRA、攻殻機動隊なのだなぁというのと
あの世界観のせいで近未来SFはスチームのもやーっとした中でネオンサインが光る
そういった世界から抜け出せなくなった感じがありますw
やたらと雑多なイメージを出すためにアジアを出すところとかも含めて。
なので『ブレードランナー』は設定資料集と画集は欲しいけれど、DVDは別にいいかなーって感じでした。
印象的な挿入歌や音楽がほとんどなかったので何度か寝落ちしたし……。

とはいえ、狩る側の人間と狩られる側のレプリカントになんの違いがあるのか。
感情があるかないかだけなら、そんなの欠落した人間だってたくさんいるし
感情だけが人間のものであるなんて誰が言えようか?
だとしたら、こんなくだらない世界なんてやってらんない!
ていう主張はすごくハッキリと胸に迫ったし、主人公を死ぬ直前まで追い詰めておきながら助け
そして短い寿命をまっとうしたレプリカントであるロイ・バッティの燃え尽き白い鳩が飛んでいくシーンは
とても美しかったなと思います。

そして、とある生物学者は”生物学的な視点では自己同一性や一貫性などは幻想にすぎない”と言っています。
私たちが昨日の私と同じであるという保証はどこにもなく、
生き物は細胞を入れ替えて代謝する流動的なシステムであるということを受け入れると
なおさらレプリカントと呼ばれるもの(もしくはアンドロイドやサイボーグ)と人間の間では
なにが違ってなにをもって生命と呼べば良いのかぐにゃ〜っとしてしまいます。
狩るものと狩られるものとして、人間の複製を使ったものでは『火の鳥/生命編』でもテーマとしてあります。
これからの大きな社会問題でこの手の話は尽きなくなるんじゃないかな?とも思います。

介護&作業ロボットが普及し、それを仕事が取られたと妬む貧民層との衝突だとか
老化のないアンドロイドたちとの恋によって苦しむ恋人たちとか
色々と社会問題が起きそうなことが予想されます。

それでも私は未来が進歩してより良い世界を目指していくことを信じて止みません。
『未来世紀ブラジル』や『ブレードランナー』のような世界ではなく
もっと人々がお互いを人間として尊重し、人々のために動ける、そんな世界を切望しています。

と、うっかり重くなってしまった><
引き続きみなさん良い休日を!モイモイ☆
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