映画ビデオ三昧は昨晩の『ビッグ・リボウスキー』で終わったsachiakiです。
昨日14日は『パンズ・ラビリンス』を先に見て、『ビッグ・リボウスキー』で締めたわけですけれど、
『パンズ・ラビリンス』は異形ものダークファンタジーが好きな人たちから絶大な支持を得ている作品なだけあって
最後の最後まで残酷な現実と幻想的なおとぎ話の中の話との境界が曖昧でそこがとても良いのですけれど、
主人公の少女や、彼女を取り巻く環境の物悲しさに胸がキュッと締め付けられました。
戦時中だからこその残酷描写(村が占領されていて、その村の奪還を目指すゲリラ戦)や
彼女自身が成長しろと母に何度も釘をさされているのに(「童話なんて読む年じゃないでしょう」だったり
「新しいお父様の期待に応えなさい」だったり)夜になると訪れる
幻想世界での試練に立ち向かなければならないことにとても心苦しさを覚えました。
あらすじは大昔に地下にある幻想世界の王女様が地上に憧れて地上に出てみたら
記憶を全て失ってしまい、普通に飢えや寒さなどで死んでしまうところから始まり、
地下の王様は大変悲しんだものの、きっとお姫様は地上で生まれ変わり
また地下の王国に戻って来てくれると信じ、戻ってくる際には
お姫様の証として試練を3つくぐり抜けて来いってもので、
主人公はそのお姫様の生まれ変わりで試練を受けるんだけど
現実と同時進行で苦難をくぐり抜けないとならないので
さぁどうする?という王道ファンタジーでした。
問題はダークファンタジーと言われるだけあって、試練で死にそうになるうえに
戦時中の現実にて新しいお父様が非人情な人なせいで
けっこう観てるだけで気分が悪くなるくらいですかね。
異形のものたちのデザインは日本人の発想とまた違って面白いんですけどね。
手のひらに目があって、ものを見る時は手のひらを目の位置に持って来て見るんですよ。
手のひらに目があるまでは同じでも、見るために目の位置に持って
手のひらを開くので、けっこうなビジュアルになります。
全体通して暗いので、好きな人と嫌いな人は別かれそうです。
暗い話が嫌いでない私でも、ちょっとうーんってなったので(^^;
同じファンタジーなら『ネバーエンディングストーリー』や『ラビリンス』の方が好きです。
んで、『ビッグ・リボウスキー』。
こちらは対照的に監督自身が「意味なんてない」って言い切っただけあって
あまりにバカバカしくて大笑いの連続ものという映画でしたw
ストーリーは同姓同名の大富豪と間違えられて強盗に押入られたおっさんが
強盗だけでなく次々と災難に巻き込まれるというだけ。
一見友達と協力して解決しようと奮起しているように見えるけれど
むしろ悪化していく一方な上に、伏線として絡んでいるのかと思わせる
ボウリングの大会なんかも、まったくストーリーに絡まず
これは不運なおっさんが、ただ不運に巻き込まれる日常を見れば良いのだと
気持ちを切り替えて見ると本当にバカバカしくて最高の話になるから不思議でしたw
意味ばかり求める人たちには、こういった映画こそ見た方が良いんじゃないか?
とも思ったけれど、それもそれで意味のあることになりそうなので
見なくて良いと思います。そのくらいどうでも良い映画。
スカッとすることもないし、そういうのを求めてはイカンのだなと
自分自身のキャパを試されているようでもありますw
でも私もパンダも超笑ったし、面白い映画を見た後のモノマネをしちゃうアレな状態にもなりました。
とにかく同じセリフを言いたくなるし、車の窓ガラスを割る真似したり
そういうことがしたくなる映画なんですよw
『ビッグ・リボウスキ』予告編
『TED』も考えないで感じろっていう映画なのかもしれないけれど
引用が多すぎて考えざるを得ない映画なのに対して
この『ビッグ・リボウスキー』はただただボンクラな姿を見れば
笑わずにいられないので、ギャグとしてはこちらの方が秀逸な気がしますw
The Big Lebowski - Jesus scene
こんな動き、笑わずにはいられないでしょw
とにかくこんな最低な映画(褒め言葉です)を最後に見られて良かったなぁと思います。
それではまたお仕事な日々が戻ってくるけれど、
うまくやっていきましょうね〜☆モイモイ
昨日14日は『パンズ・ラビリンス』を先に見て、『ビッグ・リボウスキー』で締めたわけですけれど、
『パンズ・ラビリンス』は異形ものダークファンタジーが好きな人たちから絶大な支持を得ている作品なだけあって
最後の最後まで残酷な現実と幻想的なおとぎ話の中の話との境界が曖昧でそこがとても良いのですけれど、
主人公の少女や、彼女を取り巻く環境の物悲しさに胸がキュッと締め付けられました。
戦時中だからこその残酷描写(村が占領されていて、その村の奪還を目指すゲリラ戦)や
彼女自身が成長しろと母に何度も釘をさされているのに(「童話なんて読む年じゃないでしょう」だったり
「新しいお父様の期待に応えなさい」だったり)夜になると訪れる
幻想世界での試練に立ち向かなければならないことにとても心苦しさを覚えました。
あらすじは大昔に地下にある幻想世界の王女様が地上に憧れて地上に出てみたら
記憶を全て失ってしまい、普通に飢えや寒さなどで死んでしまうところから始まり、
地下の王様は大変悲しんだものの、きっとお姫様は地上で生まれ変わり
また地下の王国に戻って来てくれると信じ、戻ってくる際には
お姫様の証として試練を3つくぐり抜けて来いってもので、
主人公はそのお姫様の生まれ変わりで試練を受けるんだけど
現実と同時進行で苦難をくぐり抜けないとならないので
さぁどうする?という王道ファンタジーでした。
問題はダークファンタジーと言われるだけあって、試練で死にそうになるうえに
戦時中の現実にて新しいお父様が非人情な人なせいで
けっこう観てるだけで気分が悪くなるくらいですかね。
異形のものたちのデザインは日本人の発想とまた違って面白いんですけどね。
手のひらに目があって、ものを見る時は手のひらを目の位置に持って来て見るんですよ。
手のひらに目があるまでは同じでも、見るために目の位置に持って
手のひらを開くので、けっこうなビジュアルになります。
全体通して暗いので、好きな人と嫌いな人は別かれそうです。
暗い話が嫌いでない私でも、ちょっとうーんってなったので(^^;
同じファンタジーなら『ネバーエンディングストーリー』や『ラビリンス』の方が好きです。
んで、『ビッグ・リボウスキー』。
こちらは対照的に監督自身が「意味なんてない」って言い切っただけあって
あまりにバカバカしくて大笑いの連続ものという映画でしたw
ストーリーは同姓同名の大富豪と間違えられて強盗に押入られたおっさんが
強盗だけでなく次々と災難に巻き込まれるというだけ。
一見友達と協力して解決しようと奮起しているように見えるけれど
むしろ悪化していく一方な上に、伏線として絡んでいるのかと思わせる
ボウリングの大会なんかも、まったくストーリーに絡まず
これは不運なおっさんが、ただ不運に巻き込まれる日常を見れば良いのだと
気持ちを切り替えて見ると本当にバカバカしくて最高の話になるから不思議でしたw
意味ばかり求める人たちには、こういった映画こそ見た方が良いんじゃないか?
とも思ったけれど、それもそれで意味のあることになりそうなので
見なくて良いと思います。そのくらいどうでも良い映画。
スカッとすることもないし、そういうのを求めてはイカンのだなと
自分自身のキャパを試されているようでもありますw
でも私もパンダも超笑ったし、面白い映画を見た後のモノマネをしちゃうアレな状態にもなりました。
とにかく同じセリフを言いたくなるし、車の窓ガラスを割る真似したり
そういうことがしたくなる映画なんですよw
『ビッグ・リボウスキ』予告編
『TED』も考えないで感じろっていう映画なのかもしれないけれど
引用が多すぎて考えざるを得ない映画なのに対して
この『ビッグ・リボウスキー』はただただボンクラな姿を見れば
笑わずにいられないので、ギャグとしてはこちらの方が秀逸な気がしますw
The Big Lebowski - Jesus scene
こんな動き、笑わずにはいられないでしょw
とにかくこんな最低な映画(褒め言葉です)を最後に見られて良かったなぁと思います。
それではまたお仕事な日々が戻ってくるけれど、
うまくやっていきましょうね〜☆モイモイ