あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

宇宙はとても胸熱なことばかりですね

2019-01-28 | from:sachiaki
27日の日曜日は心から尊敬しているサイエンスコミュニケーターさんである
おびおさんのイベントがある阿佐ヶ谷のロフトAへお出かけしてたsachiakiです。

今回のダイナーヴォイニッチは「ご注文は人工衛星ですか???? 」と題されていて
おびおさんが大好きだという人工衛星のお話でした。



人工衛星を紹介するだけの本を作ってしまうくらい好きだとおっしゃるだけあって
今回のイベントの熱の入りようといったらニヤニヤものでした(・∀・)w

まずオリジナルフード&ドリンクが充実していました。

・小惑星リュウグウに着陸成功したはやぶさ2の子機、
 2基のミネルバのはやぶさ着陸シーンをイメージしたカレー
 →「ミネルバカレー」

・極秘で入手した火星人を丸ごとから揚げにしてトッピング、
 火星の極冠はとろろで表現したカレー
 →「火星人のから揚げカレー」


・ノンアルコールスペシャルカクテル
 (青い地球を模したブルーキュラソーとオレンジのカクテルジュースだったのかな)
 →「地球周回軌道」

・ノンアルコールスペシャルドリンク
 →「月周回軌道」(どうやらジンジャーエールだったらしい)

・ノンアルコール/アルコール のスペシャルカクテル
 銀河をイメージしたブルーグラデーションのドリンクにレモンをたらすと
 紫色に変わって、超新星爆発の後のようで美しい!
 →「銀河周回軌道」

アルコール入っているバージョンだとあまり色の変化がなかったらしいw

・スペシャルデザート
 探査機・ニューホライズンズが到達した漆黒の宇宙に浮かぶ小惑星をイメージした
 →「ウルティマトゥーレ」


イメージ元の小惑星はこちら。


と、ついつい食べ物系にばかり気をとられてしまいました。

今回の人工衛星の話で私が一番胸を熱くさせたというか、
勝手に感極まったかといえば、
人工衛星たちって巨額のお金が動くのもそうだけど
それ以上に人類のほぼ最高頭脳が国を超えて連携し、
20年〜40年、いやもっと先を見据えて設計し
能力を投資ているってことなんですよね。

無人宇宙探査機のヴォイジャー2が打ち上がったのは
私も生まれていない1977年の8月で
2018年11月5日に太陽圏を離脱して恒星間空間に達したと
公表されたのは記憶に新しいのではないでしょうか。



40年以上も前に打ち上がっていたこともすごいけれど、
自分たちの手のとどか無い範囲に行く機械では故障なんて許されることじゃないし、
例え故障してもどうにかなるように作られていることや
もはや指令が届かない空間へ行ってしまっても自立的に動くようにしていることなど
時間を超越した計画に浪漫を感じざるを得ないというか
思わず涙が出そうになりました。

今のコンピューターなら計算とかもあっという間にできちゃうんだろうけれど
40年前のコンピューターの能力で、
これから先も運用されるってすごいことじゃない?
2030年にヴォイジャー2は太陽を見失うそうで、
私たちのいる地球へは太陽を目印にしていただけに
画像を送信ができなくなるのだそう。

今までもひとりぼっちだったけれど
これから故郷を見失う探査機のことを思うと
やっぱり目頭が熱くなるのでありました。

他にも人工衛星を積んで打ち上げるロケットにまつわる話など
いろんなお話が聞けてあっという間の2時間半でした。

マルチバースに関する質問も答えてもらえて大満足。
”矛盾が見つかることで、隣の宇宙があるかもしれないという論説ができる”
なんていうのは厨二的だけど、めちゃくちゃ夢のあるお話。

知れば知るほど、知らないことが増えるというのも変な話ですが
これからも知らないことをたくさん発見していきたいなと思いました。

次回のダイナーヴォイニッチも楽しみにしています!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする