あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

うしろむきでOK! <TOMOVSKY> なんだぜ!

2021-10-19 | from:sachiaki
昨日はガチ頭を使うZoom会でしたが
テーマが「ネガティブとポジティブ」でした。
ということで、すでにFacebookの方では感想をアップしてあるんだけど、
改めてこちらでも書いちゃおうかなって思ってる
根っこが暗いのか明るいのかも不明なsachiakiです。

子供の頃は母の言うてた通り
物静かで家から出るのも厭うTHEネクラ。
ヲタク側にブレていったのもそりゃそうじゃってもんで
しかも当時はヲタクなんて市民権がないものだったので
アニメなんか見てるって知られたら大変なことだったわけで
教室の隅で息を殺すように生きていたせいか
常に緊張感と隣り合わせで、
そりゃシビアなものの見方にもなるし、
以前日記にも書いた通り、気づかんで良いその人の弱みなどを
悪意なく言い当てたりとかしてたせいか、
空気が読めないことに頭を悩ませ、余計に言葉使いにが慎重になり、
生存を脅かされないようにと
色々ねじくれまくってしまったというわけです。

だけど、高校で地元から離れた場所で
しかも女子校という息のしやすい環境に潜れたおかげか
リア充スキルの解放が起こり、
いわゆるギャルたちのグループではなかったけれど
あもさんたちと出会い
(今でもまだ覚えている衝撃的なあもさんの一声
 「りんごが変色してる!!!」あれがなかったら
 高校時代の私はちょっと違っていたかもしれない)
今もこうやって腐れ縁で繋がっているし、
あもさんが見つけてきたTOMOVSKYの曲
タイトルにもした「うしろむきでOK!」を知り、
後ろ向きや暗い思考をしてしまうことも
そんなに悪いもんじゃないんだな、なんて思えるようになったりして。
当時は「ソフィーの世界」や「24人のビリー・ミリガン」
「シーラという子 虐待されたある少女の物語」と
心の深層に潜っていくような話、
ノンフィクションに興味をそそられるようになり、
それが現在の私を作っているんだけど、
当時は母はかなり嫌がっていたなぁってふと思い出したり。

「暗い本を読んでいると引きずられるわよ」って。

それには私も思うところがあり、
大量殺人鬼の心を巡る話も貪るように読んでいた時、
自分の中の暗い部分が共鳴して、
この人たちと自分を隔てるものはほとんどないって気づきとともに、
いつか自分も恐ろしいことをするんじゃないか……という恐怖から
一旦距離を取ったのでした。

本当、

 怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように
 気をつけなくてはならない。
 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

ニーチェさんはすごい格言を残されたものですよ。

もっと古い言葉で言うなら、ミイラ取りがミイラになる。なのかな。

人の心が知りたくて、心理学を学ぶようになったけれど
知れば知るほど、まだ何も知らないって気持ちにさせられます。
したり顔でなにかを言ってしまったりするんだけど
私たちは何一つ分かっていることなどないのではないか?
と思ったりもします。

と、そういうことを書きたかったんじゃなくて
ネガティブを辞書で引くと
・ 撮影・現像してできた、明暗や色相が実物と反対のフィルム・乾板の画像。陰画。ネガ。
・否定的なさま。消極的。
とあり、まさしく人の話をまずは否定する側から考える癖やら
できるかできないかなどの挑戦的なことへの消極性などをネガティブと呼び
私はそちら側だったなぁと思い返したりして。
今は否定から入ることの無礼さや無神経さに気をくばるようになり、
あまりに多い数の同意がある意見の時などは
一度遠方から眺めて斜に構えて反対できるところを探してしまったりするものの
いったん、いったん肯定で話を飲み込もうっていう習慣が生まれてからは、
だいぶポジティブシンキングになったんじゃないかと思います。
とはいえ、相変わらずイケイケなポジティブ集団といるとやたらと疲れるので、
やっぱ元からポジティブじゃないタイプは擬態している状態なのかもしれないな
なんてことを思ったりしてました。

今はうつや消極的な人というものの存在も
このコロナ禍で生き延びるには、そういった気質の人の方が向いているってことで
種の多様性の奥深さを感じたりしています。

ネガティブとポジティブは
ブレーキとアクセルの関係に似てるのかもね。

あと寒いとイライラしてしまうので体を温める大切さにも気づいたり。
風邪ひかないように気をつけないとなってことと同時に
イライラしていると人を受け止める寛容さが下がる気がするので
体も心も温めて、優しくい続けたいですね。

それではもう夕方に差し掛かっていますが
引き続き良い一日を。モイモイ!
コメント
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