現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

グッバイキッド、グッバイマミ?

2016-11-10 08:00:37 | キンドル本
 「マミ、キッド、そしてぼく」(その記事を参照してください)の続編です。
 主人公たち五年生は、卒業式に在校生代表として参加する予定です。
 主人公の親友のキッドは、卒業式の予行演習で、六年生たちともめてしまいます。
 一部の六年生たちは、卒業式の日にキッドを痛めつけようとします。
 主人公たちは、「キッドを守る会」を作って、作戦を練ります。
 いよいよ卒業式の日に、意外な展開が待ち受けています。
 一方で、主人公たちが六年生になるときに、クラス替えが行われることになりました。
 近くに団地ができて、転校生が急増したからです。
 いろいろと不吉なことが起こって、主人公は自分だけが、キッドや初恋の相手のマミと、他のクラスになるんじゃないかと心配します。
 思いつめた主人公は、新しいクラス決定の会議を覗き見することにします。
 主人公は、はたしてキッドやマミと同じクラスになれるでしょうか?

 (下のバナーをクリックすると、スマホやタブレット端末やパソコンやKindle Unlimitedで読めます)。

グッバイキッド、グッバイマミ?
クリエーター情報なし
平野 厚


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黒川博行「燻り」燻り所収

2016-11-10 07:54:05 | 参考文献
 短編集の表題作で巻頭作なのですが、非常に短くてラストは「えっ、もう終わり」って感じです。
 極道とその周辺にいる若者たち、極道と警察の癒着を描いていますが、あっけなくて何が言いたいのかよくわかりません。
 児童文学の世界でも、雑誌などにショートショートが書かれることはよくあるのですが、もっと起承転結がきちんとしています。
 こんな作品を雑誌に載せる方も載せるほうなのですが、読まされた読者たちはどのように思ったのでしょうか?

燻り (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社
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