現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

エーリヒ・ケストナー「アルキメデスの四つの点」子どもと子どもの本のために所収

2016-11-26 10:10:52 | 参考文献
 若い人々に対する短い新年のあいさつとして、ケストナーは以下の四つのアドバイスをおくっています。
 ここでアルキメデスと言っているのは、アルキメデスが「支点さえあれば、世界をその軸から持ち上げることができる」と言ったといわれる故事からきています。
 第一の点。人間はみな自分の良心の声を聞きなさい!
 第二の点。人間はみなお手本をさがしなさい!
 第三の点。人間はみないつも子どものころを思い出しなさい!
 第四の点。人間はみなユーモアを身につけなさい!
 ここでも、ケストナーは子どもたちに絶対の信頼を置いています。
 また、以上の四点は、児童文学を書く上では、特に大切です。

子どもと子どもの本のために (同時代ライブラリー (305))
クリエーター情報なし
岩波書店
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キッカーズ

2016-11-26 08:48:19 | キンドル本
 主人公たちは、中学校の校庭でゴムボールのミニサッカーをやっていました。
 学校には、サッカー部がないからです。
 しかし、練習をしていた野球部ともめて、学校にサッカーをすることを禁止されてしまいます。
 主人公は、部活ではない自分たちのサッカーチームを結成することにします。
 一年生だけですが、なんとか試合ができるだけの人数が集まりました。
 荒川の河川敷にある区営グラウンドで、自分たちだけで練習を始めます。
 しかし、初めての試合で、小学生のクラブチームに完敗してしまいます。
 それをきっかけに、チームの仲間たちはバラバラになっていきます。
 チーム消滅の危機を迎えた主人公たちの取った行動は?

 (下のバナーをクリックすると、スマホやタブレット端末やパソコンやKindle Unlimitedで読めます)。

キッカーズ
クリエーター情報なし
平野 厚


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