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https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_B5CAFPTAFVJIPCXMM7MBTPW2DM 菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)の党総裁選(17日告示、29日投開票)不出馬表明から一夜明けた4日、「ポスト菅」を目指す動きが本格化した。出馬を表明している岸田文雄前政調会長と出馬の意向を示す河野太郎ワクチン担当相は情報発信に努め、石破茂元幹事長は対応を検討。一方、出馬を表明した無派閥の高市早苗前総務相をめぐっては、安倍晋三前首相が、出身派閥で党内最大勢力の細田派(清和政策研究会、96人)の幹部に支持する考えを伝えた。選挙戦の構図は混沌(こんとん)としてきた。
河野氏は4日、若者に新型コロナウイルスワクチンの接種を呼びかけるため、ファッションイベントにビデオレター形式で参加。終了後のオンライン取材では「皆さんと一緒にしっかり協力しながら、このコロナを抑えてもう一度楽しい時を取り戻す」と訴えた。
総裁選の対応について「白紙」としている石破氏は、東京・赤坂の衆院議員宿舎などで関係者らと対応を協議したとみられる。石破派(水月会、17人)幹部は「まだ情勢は動く。告示まで10日以上ある。石破氏が慎重に判断するだろう」と語った。
安倍氏が支持する意向を示したことで党内保守派の支援が期待できる高市氏は、総裁選の流れを変える可能性がある。高市氏は総裁選で訴える政策の取りまとめを行った。
いち早く正式に出馬を表明している岸田氏は読売テレビ番組に出演し、消費税増税について「当面は触ることは考えない」と述べた。その後、沖縄県議らとオンラインで会合を行い、政策をアピールした。
党内で逆風にさらされる首相との戦いで優位に立ちつつあった岸田氏だが、首相が急遽(きゅうきょ)、不出馬を表明したことで状況が変わった。岸田派(宏池会、46人)の若手議員は「知名度の高い河野氏に他派閥の若手が流れるかもしれない」と警戒を強めている。
安倍晋三は、総裁選で高市早苗氏を支持する方向のようなので、自身が総裁選に出馬する事は100%無いのではと思うが、自民党内の混乱に乗じて「雨後の筍」を押し退け出馬する可能性が無くなったわけでもない。
これは、私の考える最悪の事態である。