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岐阜の画廊 文錦堂

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DM掲載作品紹介/「MINO展 2014」より

2014-02-05 09:32:33 | 工芸
皆様、おはようございます。

暦の上ではとなりましたが、今朝の岐阜は風が冷たく厳しい冷え込みとなっています。(

さて、今週末からは、いよいよ本年度文錦堂企画展第二弾となる「MINO展 2014」 【 2月 8日(土)~16日()】が開催されます。
毎年多くのお客様で賑わう人気の企画展ですが、今年は例年以上に事前のお問い合わせを多数頂戴するなど、開催前から大きな反響を呼んでいます・・・。(驚)
人気・実力を兼ね備えた陶芸家5名によって独自に表現された美濃焼による “競演” を、是非この機会にお揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

開催に先立ち、DM掲載作品をご紹介致します。 ご紹介する作品は、「MINO展」に初出展して下さいました隠崎先生による「オリベ碗」です。
田土の上の層の原土を緑釉を掛けることによって活かし 、「織部碗風」として見事に表現されています。 



   隠崎 隆一 作 「オリベ碗」 H 9.0×D12.2cm・・・・・(売約済

 隠崎先生がオリベ作品で最もこだわる、輪郭線の如く釉際に彩る緋色。

 緋色と青く溜まったオリベ釉が織り成す景色によって、幻想的な雰囲気を醸し出す見込み部分。

緑釉と緋色によって鮮やかなコントラストをなす景色はとても美しく、隠崎先生の“造形美”と相まって、見る者に華やいだ印象を与えます・・・。

隠崎 隆一 (かくれざき りゅういち)

1950年 長崎県に生まれる 1973年 大阪芸術大学を卒業 1988年 田部美術館「茶の湯の造形展」大賞受賞 1990年 日本工芸会正会員 1995年 第8回MOA岡田茂吉賞優秀賞受賞
1996年 日本陶磁協会賞受賞 2004年 「備前焼の魅力―伝統と創造―展」出品 2008年 智美術館大賞「現代の茶陶」展優秀賞受賞 2009年 金重陶陽賞受賞

パブリックコレクション: 田部美術館 / 東広島美術館 / エバーソンミュージアムオブアート(ニューヨーク) ワイズコレクション(ニューヨーク) /
ビクトリアアンドバートミュージアム(ロンドン) / フランス国立陶磁器美術

現在 / 日本工芸会理事
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